ミニマリストになった理由って?僕の場合は生きる為でした。
「ミニマリストって貧乏なだけじゃないの?」
「いや、ミニマリストは貧乏なわけではないよ」
というやり取りを聞くことがありますが、僕はお金がなかったのが理由の1つでした。
お金持ちというわけではない(むしろギリギリで生きている)僕が、ミニマリストのリアルをお話しします。
目次
僕がミニマリストになった理由【心気症・気絶】
僕がミニマリストになったのは、シンプルにお金がないことが理由でした。
生活してなお余るほどのお金があれば、僕はミニマリストという存在すら知らないままやったと思います。
ミニマリストは生きるための手段
僕がミニマリストになったのは、ミニマリストにならないと生きていけなかったからです。
心気症を発症し、治療しているとき通勤中に意識を失い倒れました。
そこで僕は、「組織では働けない」「満員電車で通勤することはできない」と悟ったのです。
心気症については以下の記事で詳しく語っていますが、夢中になれることを仕事にしないたダメだと気付きました。
好きな仕事を個人でやり、通勤せずに生活しようと思ったら、当時の生活費はあまりに高過ぎたのです。
ミニマリストになれば、モノを減らして狭い部屋(=家賃の低い部屋)に住めます。
僕にとってミニマリストは生活費圧縮の手段でした。
ミニマリストは「貧乏ではない」確かにそうやけど……
「ミニマリストは貧乏ではない」というのは確かにそうやけど、貧乏なりに幸せに暮らす手段ではあると思います。
僕が実際にそうだったから、こう言えます。
ミニマリストになりモノを減らしたら、お金がなくても好きなことを続けられました。
そして、今でも続けられています。
好きなことを続けられたので、それほどお金がなくても幸せに暮らせました(暮らせています)。
意地は張りません。
僕はお金はないけど好きなことをしたかった。
だから、ミニマリストというライフスタイルを選んだのです。
ミニマリストになってお金がなくても幸せな生き方を知った
ミニマリストになって幸せな暮らしには、それほどお金が必要ではないことが分かりました。
テレビがなくても、ゲームがなくても、マンガがなくても楽しい生活は送れる。
お金があったらあったで幸せかもですが、無いなら無いなりの生き方があるな、と。
ミニマリストになって「本当に」好きなことしかしなくなった
ミニマリストになって好きなことしかしなくなりました。
(というよりそれしかやることがなかった。)
好きなことしかしなくなったら、好きなことがより好きになりました。
好きなことへの知識が増え、楽しみ方が高度になりました。
高度になったというのは、受容するだけでなく、生産したり発信したりする楽しみを知ったということです。
そしたら、その好きなことで、ちょっとだけお金が得られるようになりました。
簡単にいえば、好きなことが(一部)仕事になったのです。
それが今僕の生活の中心となっている、出張バリスタとWEBライターなのです。
1日中コーヒーを淹れているミニマリスト。それが僕です。
通勤中に泡を吹いて意識を失った直後のことです(といっても1年前)。
本当に1日中コーヒーを淹れていたし、コーヒー豆を焼いていたし、コーヒーの記事を書いていました。
テレビも見なければ、ゲームもせず、付き合いで飲み会に参加することもありません。
でも、それでもめちゃくちゃ幸せで、他の趣味はなくても良かったんだと気付きました。
不要なモノを減らし、好きなモノだけを残したら、本当に大切なモノが分かったのです。
僕はコーヒーだけで幸せだ、と。
趣味はコーヒーだけがあれば、僕は幸せに生きていけるんだと強がりでも何でもなく、本当に思いました。
実際にミニマリストになって考えたこと【なる前には気づかなかったこと】
「ミニマリスト」という存在は、以前からほんのりと知ってはいました。
でも印象は、「モノ少なすぎじゃね?原始人?」くらい、モノが少ないだけのイメージでした。
実際にミニマリストになってみると、それは本当に表面上しか見えていなかったな、と。
ミニマリストの本質は「モノが少ないこと」ではない
ミニマリストの本質って「モノが少ない」というより「思考を向けるモノを厳選してる」ってことやと思います。
ミニマリストはモノがミニマルなのではなく、「頭のリソースを割く部分」がミニマルなのだ、と。
例えば、仕事だけのことを考えたかったら、お掃除ロボットとかを買うやろうし。
シンプルで綺麗なお部屋にしたいんやったら、ちょっとした装飾品を置いたりするでしょう。
モノが少なければ少ないほどミニマリストっぽいなら、お掃除ロボットとか、装飾品とか要らないですよね。
でも、実際は有名なミニマリストさんたちも、自分に必要なモノは持っています。
要するに、自分が重点を置くべき場所を知ってる人。
それがミニマリストだと思っています。
僕の場合は「コーヒー」に頭のリソースを割いている
僕の場合はその対象が「コーヒー」やったということです。
1日の8割くらいの時間は、コーヒーのことを考えていると思います。
ミニマリストやけど、コーヒー器具は大量にあるし、キッチンカーも持っています。
ドリッパー(ハンドドリップでコーヒーを淹れるための器具)は、たぶん30個くらいあります。
そして僕の人生的にも、最初は趣味だったコーヒーが、仕事に占める割合を増やしてきています。
たぶん、そのうちコーヒーだけで生きられるようになると思っています。
いや、そうなるように動くだけですね。
ミニマリストの真価っていうのは、自分の本当に好きなことで生きていけるというところにあるやないか、と。
そう希望を持っています。
まとめ:ミニマリストを極めて好きなことで生きる(2020年の目標)
今の僕は好きなことだけで生きられているかというと、胸を張って頷くことはできません。
今は、収入的には半分くらいは好きなことでお金を頂いているという感じでしょうか。
仕事も不安定で、無いときは本当にありません。
でも、2020年中にはきっと胸張ってそういえるようになります。
なるように頑張るだけです。
そのときはTwitterやブログでも報告させていただきます。
僕がミニマリストになったのは、そうしないと行きていけなかったから。心気症→通勤中に気絶、そこで組織では働けない・満員電車で通勤することはできないと悟った。好きな仕事を個人でやり、通勤せずに生活しようと思ったら、当時の生活費はあまりに高過ぎた。ミニマリストは生活費圧縮の手段でした。
— 今野直倫 / Naomiti Konno (@konnro3) December 30, 2019
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。