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今野直倫のプロフィール
コーヒー屋とモノ書きで生きるフリーランスです。
全国を周ってコーヒーを淹れたり、焙煎したコーヒーを販売したり、コーヒーコラムを寄稿したりしています。
全国を周ってコーヒーを淹れています
全国各地でカフェを開催。色々な方とコラボさせて頂いています。
自家焙煎のコーヒーを販売しています
焙煎したコーヒーをショップで販売しています。ラインナップは以下のとおり。
また、神奈川県のハンドメイド雑貨店『パンドラのはこ』様にコーヒーを卸させて頂いております。
アクセサリーや洋服、パワーストーンなども並ぶ素敵なお店です。
ご興味のある方は、以下からHPを覗いてみてください。
コーヒーコラムを寄稿しています
コーヒーコラムを中心に執筆。SEOの知見を活かし上位表示を獲得しています。
過去の経験
僕も、もちろん最初からフリーランスを目指していたわけではありません。
「フリーランスなんて別世界の話だろ」
「好きなことで生きられるのは一部の人だけだ」
小学校、中学校、高校と公立の学校に通い、将来が定まらず大学院に進みました。
何となく教員免許を取り、大学院に通いながら教壇に立つ日々。
人生のレールというレールに乗っかってきた僕が、なぜフリーランスになったのか。
少しお付き合いいただけると嬉しいです。
心気症を発症
暗い話ですみません。
僕は大学4年のころに「心気症」という心の病を発症しました。
- 頭痛、腹痛、皮膚の異常などのささいな心身の不調から、がんや心臓病などの何か重い病気ではないかと強い不安・恐怖を感じてしまう。
- 検査で体に異常がないという結果が出ても、重い病気ではないかという考えを変えられず、病院を転々とする。
常に「病気で死ぬんじゃないか?」という恐怖に囚われていました。
誰かと一緒にいても、頭の中は病気のことばかり。
病院を転々とし、先生に「異常はない」と言われても信用できません。
ちょっと普通の精神状態では信じられないですよね。
でも、僕自身は「病気だ」と思い込んでいるのです。
死ぬ瞬間のことや、どうやって死ぬのか、死んだ後どうなるのか。鮮明に頭の中で繰り返します。
最終的には心療内科に通院することになり、薬を半年ほど服用。
「自分は病気だ」という思い込み、原因不明の体調不良と約2年間葛藤しました。
通勤中に気絶
大学院に通いつつ、週4で高校に勤務していたある日のこと。
朝6時くらいに東京の某駅から東京メトロに乗り、満員電車に揺られていました。
確か最後にアナウンスを聞いたのは「国会議事堂前駅」だったと思います。
そこから記憶が飛んで、気付いたときには、
「今野さーん!大丈夫ですか?聞こえますか?」
という救急隊員さんの声が聞こえ、強烈な吐き気に襲われていました。
救急車で病院に搬送されて検査を受け、その後は半日点滴。
原因は不明でしたが、命に別状は無く大事には至りませんでした。
ただ、このとき「人間いつ死んでもおかしくない」ということを実感しました。
高校教員を辞める
「人間いつ死ぬか分からない」「後悔しないように生きる」
なんて言葉はよく聞きますし、知っていたつもりでした。
が、実は全く分かっていなかったと気付かされました。
死について考え尽くした「心気症」。死を身近に感じた「通勤中の気絶」。死について真剣に向き合った2年間。
人間いつか死ぬのであれば、「好きなことして生きた方が良いな」と実感しました。
そこで、一番に思いついたのが「コーヒー」。
心気症に苦しんでいる間、「コーヒー」が気を紛らわせてくれていたからです。
コーヒーを淹れている間、カフェで店員さんと話しているときは、心気症のことを忘れられました。
コーヒーは人に癒しを与える。
そう感じた僕は、「コーヒー」で生きていこうと決めました。
年度末に教員を辞め、コーヒー屋 / WEBライターの活動を始め今にいたります。
これからの展望
友人から「仕事が辛くて辞めたい」と相談を受けました。
「人間いつ死ぬか分からないから、好きなことで生きよう」
そう言葉で伝えたところで、状況を変えられない自分に無力感を感じました。
言葉で伝えるだけでは救えない。
だから、僕は「会社を辞めたい」そんな人に仕事を振れるように事業を伸ばしています。
こんな生き方を「面白い!」と思って頂けたら、SNSから気軽にお声がけください。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。