人生の悩み

就職したくない大学生は大学院進学を考えるのもあり【今だからこそ】

就職したくない大学生

「大学ももうすぐで終わりなんやけど、就職したくない……。働きたいと思える企業もないし、そもそも就職したい企業ってこの世にないんちゃうかな?どうしたらええんやろ?」

こういった疑問に答えます。

☑︎本記事の内容


1.就職したくない大学生は大学院に進学するのもあり
2.就職したくない大学生が大学院に進学する意義①:高度なスキルが手に入る
3.就職したくない大学生が大学院に進学する意義②:人生を考える猶予が生まれる
4.就職したくない大学生が大学院に進学する意義③:社会をロジカルに捉える力が付く


2年前まで大学生をやっていました、こんろです。大学院に通いながら、フリーランスで出張バリスタとWEBライターをしています。ということで、今回は”就職したくない大学生は大学院進学を考えるのもあり【今だからこそ】”についてお話ししていきますね。

1. 就職したくない大学生は大学院に進学するのもあり

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大学生のあなたが「就職したくない」と思っているなら、大学院に進学するのもアリです。
というか、大学院に進学は、かなりおすすめの選択肢になります。

1.1 大学院進学は難しくない

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大学院というと、「敷居が高い」とか、「どうせ頭の良い人がいくんでしょ?」と思われがちです。
確かに、一昔前までは、そうだったかもしれませんが、今はとても入りやすくなっています。

特に、私立文系の大学院であれば、日本語が話せれば入れるレベルといっても過言ではありません。
さらに、それなりに大学時代勉強していた人であれば、その辺の大学から旧帝大に進学することも可能です。

僕のお話をすると、現在都内の私立の大学院に通っていますが、神戸大学の大学院にも合格をもらっていました。
ただ、神戸大学って山の上にあるので、「毎日登山は嫌やなあ」と思って、楽しそうな東京に来たという感じです。

大学生のあなたなら分かると思いますが、神戸大学といえば、地方国公立大学の中では、かなり上の方です。
僕も、高校卒業時に、普通に神戸の学部試験を受けていたら、100%落ちたと思います(高校は偏差値40くらい)。

ちなみに、僕の大学の後輩では、北海道大学に行った子もいますし、大学院に進学するのって正直かなりハードルが低いです。
そもそも大学院に進学する人は少ないので、大学院側も当然枠を埋めて、学費を納めて欲しいわけですよね。

そういうわけで、近年、大学院に進学するハードルは下がっているので、「入るのが難しい」という考えは捨ててしまいましょう。

1.2 入る大学院は正直どこでもいい

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じゃあ、大学院に進学するとしてどこに行ったらいいのさ?という話ですが、結論をいうと、正直どこでもいいです。
特に、あなたの場合、「就職したくない」というのが根本的な理由なので、どこに入ったって変わりません。

……というのは少々乱暴な説明になってしまいましたが、事実として、大学院のレベルが高いから良い教授がいるとは限らないというのがあります。
僕の場合は、大学時代に読んだ論文で、かなり感銘を受けたものがあったので、その先生のいる東京のとある私立大学院に進みました。

が、蹴った神戸大学の先生方のレベルが低いとか、そういうわけでは全くありませんし、優秀な先生がたくさんいらっしゃいます。
ただ、もう大学院の講義を持てる時点で、僕たち凡人からしたら全員雲の上の存在なわけで、あとは単純に好みの問題かなと思います。

これから、就職したくない大学生が大学院に進学するメリットを紹介しますが、これは大学院のレベルは全く関係ありません。
僕の実際の体験や、友人から聞いた話を参考にした、大学院一般のお話になりますので、参考にしてみてください。

▷ 【実体験】就職したくない大学生は就活しなくても良い。【生きていけます】

↪︎人生の選択において、就職が全てではありません。

2.就職したくない大学生が大学院に進学する意義①:高度なスキルが手に入る

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就職したくない大学生が大学院に進学する意義の一つ目は、「高度なスキルが手に入る」ということです。

2.1 高度な資格を取得できる

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もしかしたら、あなたは今、大学で何かしらの資格を取得中かもしれません。
もしくは、英検などの検定試験や、TOEICなどの能力を測定する試験を受けているかもしれませんね。

ただ、そういった資格の中で、どうしても大学では取れず、大学院でしか取れないものがあるのです。
僕の具体例をお話しすると、僕は大学の学部在学中に、中高の第一種教員免許状(英語科)を取得しました。

ただ、教員免許状には、もう1つ上の段階があって、それがいわゆる専修免許状というやつです。
これを持っていないと勤務できない私立大学があったり、給与に差が出たりしてしまうことがあります。

その他、僕の知り合いでは、大学院に通い一級建築士の資格取得を目指していたり、心理学の臨床心理士の資格取得を目指している人もいます。
こういった資格が取れるのも、大学院ならではで、今後の人生を大きく左右する資格になってきます。

なので、大学院の2年間という時間は、未来への投資だと思って、費やしても良いでしょう。

2.2 論理的に考える力が付く

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大学院生の本分は、なんといっても研究で、ゴールとして修士論文を書いて修了しなければいけません。
もしかしたら、既に卒論を書き始めている、もしくは書き終わってしまったという人もいるかもしれませんが、正直、卒論と修論では求められる質が全く違います。

イメージとしては、卒論の10倍緻密で、そして論理だっていて、証拠を必要とする、と思ってください。
そんな論文を書くために2年間思考し続けるわけなので、嫌でも頭が論理的に改造されていきます。

また、自分一人で完成させるわけではなく、基本的にはメインの指導教授がいて、指導を受けながら進めていきます。
卒論レベルと思って書いていると、「それじゃあ、そもそもお話しにならないよね」と、何日、何週間もかけて書いたものを、さらっと否定されます(実体験)。

そして、今度は、いかに教授に穴を突かれないようにするか、を考えて書き直すので、どんどん理路整然とした思考ができるようになっていきます。
その過程で論文にもたくさん触れますから、インプットとアウトプットで、学習速度もかなり上がりますね。

 

3.就職したくない大学生が大学院に進学する意義②:人生を考える猶予が生まれる

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これが、けっこう就職したくない大学生にとって、大学院進学を決める大きな理由になりますね。
んぜそういえるかというと、他でもない、僕自身がそうやったからです。

3.1 単純にプラス2年大学生ができる

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大学院に進学すると、単純に、もう2年、大学生をすることができます。
もちろん、勉強のレベルは上がりますし、難しいことをしなければいけないのは間違いないです。

ただ、基本的に専門の分野の授業だけ受ければいいので、授業数は比較的少なくなります。
大学1年生のときのような、つまらない一般教養の授業などは、取る必要がありません。

大学院や学部にもよりますが、僕の体感としては大学3年生のときと同じくらいの忙しさです。
そう考えると、いろんなことに時間が使えますし、これからの人生を考える上ではかなり有意義ですね。

ビジネスに取り組んでもいいし、留学してもいいし、あるいは思いっきり研究に打ち込むのもいいでしょう。
僕の場合は1年時には、高校講師との2足のわらじを履きながら、途中からなんか違うなと思い、ブログを書き始めました。

いくら研究があるとはいえ、普通に企業に就職するよりは、自由な時間は圧倒的に確保できます。
人生について考える時間がありながら、身分を担保できるだけでも、大学院に進む価値は大いにありですね。

3.2 就職するリスクヘッジができる

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これは、人によっては少々せこいと思われるかもしれないので、あまり大きな声では言っていないことです。
が、ここだけの話として言ってしまうと、周りが就職していく中、自分だけが大学院に進学すると、かなりのリスクヘッジになります。

どういうことかというと、自分は大学院に進学しても、周りの99%の人たちは就職していくわけですよね?
すると、同級生から、「この仕事はきつい」とか、あるいは「これは楽しい」とか、かなり実感のこもった話を聞けたりします。

そういうと、「そんなことは今の時点で先輩から聞けばいいんじゃないの?」といわれてしまうかもしれませんが、先輩から話を聞くのと、同級生から話を聞くのでは全く違うと思っています。
だってそうですよね、先輩が後輩に進んで弱みを見せたりしますか?先輩なら、多少なりとも後輩には格好つけたいものですよね。

その点、同級生という近しい存在なら、良いことも悪いことも包み隠さず話せますし、まして近しい存在の友人ならなおさらです。
僕は、そういった近しい友人が6人いて、6人中3人が最初の職場を辞めました。

これは、僕の周りの人間の頭がおかしいのかもしれませんが、同じような環境で4年間生活してきたわけで、自分も大差ないと肌感覚としてわかりました。
そして、これは職場どうこうではなく、就職すること自体向いていない、と様々な要素から判断して、高校の講師を辞める決断をしたのです。

この結論に至ることができたのも、大学院に進学し考える時間と能力があったからですね。

【今仕事で苦しんでいるあなたへ】会社を辞めて2カ月で自立した僕が伝えたいこと。

↪︎厳密には高校の教師ですが、辞めてから2カ月でなんとか生活費を稼げるようになりました。

 

4.就職したくない大学生が大学院に進学する意義③:社会をロジカルに捉える力が付く

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最後は、「社会をロジカルに捉える力が付く」ということです。
これは情報で溢れかえっている現代だからこそ、必要な能力ですね。

4.1 大学院は国の最高教育機関

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結論として、大学院に進学すると、社会をロジカルに捉える力が付きます。
もちろん、大学院に行かなければ、この考え方はできるようにならないのか?といわれれば、そうではありません。

ただ、大学院という環境が、ロジカルシンキングな思考を育むのに適した環境だということはいえます。
これは、名前を書けば入れるような底辺高校から、東大に行くのが難しいのと同じです。

どんな高校からでも東大に入る道は開けていますし、『ビリギャル』のような数%の人たちがいるのも確かです。
とはいえ、開成灘と、僕がいたような定員割れを起こすような田舎の高校では、難関大の合格数に開きがあるのは明らかですよね。

それはなぜかというと、周りの環境、つまり教師の質、同級生の学習意欲、学習の設備に雲泥の差があるからです。
話を戻すと、大学院は、国の教育の最高機関であり、そこで学問を教えている教授たちというのは、その学問の世界のトップなわけです。

彼らは何をしている人達かというと、難しい学問についての自分の意見を、文章に落とし込み、他人に理解させる構成で書き、その上で読み手に自分の意見について納得してもらう。
こういったことを、18歳で大学に入ってから、30年、あるいはそれ以上の年月続けて、やっと教授になることができます。

そんな人たちに囲まれて生活していれば、嫌でも論理的な思考になりますし、まして、その人たちに教えを乞うわけなので、その考え方が自分の中にトレースされていきます。
大学の4年間で社会に出るのか、大学院に入って2年追加で学ぶのか、大きな違いが出るのは言うまでもないでしょう。

4.2 教授らの社会をロジカルに捉える力が身に染みた話【具体例】

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ここで、最近教授と話していて、なんとなく生きていたら絶対に気付かなかったであろうことに触れたので、シェアしておきます。
もちろん、これが全て正しいというつもりはありませんし、あくまでロジカルな思考力という観点で聞いていただければと思います。

あなたは、大学に進学する際に、センター試験を受けましたか?
センター試験を受けていないという方も、あるいは高卒の方も、センター試験の存在は知っていますよね。

そのセンター試験の形式が変わると数年前から言われていて、元塾講師、元高校教師の僕としても常に頭の片隅にあった問題です。
将来的にどう変わるかというと、大きなところでは、センターの英語の試験が、民間の英語検定試験(英検)に置き換えられるようになります。

これを聞いたあなたは、「ふーん、センターが英検に変わるのか、英検受けなきゃいけないし、お金もかかるし、面倒やね」と思うかもしれません。
ただ、これはこの問題の表層に過ぎず、もっともっと根深い問題があるということに、ほとんどの方は気付いていないのです。

英検を主催する英語検定協会は、国の機関でもなければ、ただの1民間企業です。
なので、そもそも、日本全国の高校生が受ける大事な試験を、ただの民間企業に委託して大丈夫なの?という疑問を持たなければいけないのです。

じゃあ、なぜ、国がセンター試験の英語ではなく、ただの1民間企業である英語検定協会の試験を利用すると言い出したのか、そこも疑問になってきます。
民間企業ということは、そこに受験生のお父さんが勤めていたら情報漏洩はどうなるの?とか、お金がなくて英検を受けられない子供には不公平だとか。

そういった問題が生まれてくることを感知しながら、なぜあえて国が民間企業の英語検定協会を指定したいのでしょうか?
もう、勘の良い方はお気づきかもしれませんね。

英語検定協会は、国の教育をつかさどる機関である、文部科学省の官僚の天下り先なのです。
この英語試験の民間委託には、天下り先に常にお客さんが流れる状態を作り出し、潰れないようにしておくことで、自らの天下り先を確保しておこうという裏の目的が隠れています。

話を元に戻すと、こういったことまで、世間一般の人は考えているだろうかということです。
常に批判的視点を持ちつつ物事と抜き合っている教授と学生に囲まれる環境というのは、あなたの人生の考え方に、大きな影響を与えてくれるでしょう。

就職したくない大学生に残された現実的な進路3選【実体験】

↪︎就職したくない大学生の他の進路も合わせてどうぞ。

 

まとめ:大学院に進むことは学歴のためだけではない

記事のポイントをまとめます。


1.就職したくない大学生は大学院に進学するのもあり
2.就職したくない大学生が大学院に進学する意義①:高度なスキルが手に入る
3.就職したくない大学生が大学院に進学する意義②:人生を考える猶予が生まれる
4.就職したくない大学生が大学院に進学する意義③:社会をロジカルに捉える力が付く


こんな感じです。
大学院に行った方が良いというと、とかく「修士」という学歴のために行くことが注目されがちです。

ただ、学歴というのは、大学院進学の一つの恩恵に過ぎず、実際には他の面の方が大事だったりします。
特に近年は、Google や Apple などの大企業などでも、学歴は問わないということを明言しています。

また、もはや大企業に入ることが必ずしも安定とはいえない時代に突入しています。
そんな時代に何が大切かというと、自分の頭で物事を考える力、これが本質になります。

そんな考え方を育むための一つの選択肢として、大学院進学は良い選択肢ではないでしょうか。

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