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温度

コーヒーを入れるときの適温って何度くらい?実は豆によって変わるんです!!

この記事を読んで分かること:

コーヒーを抽出するときの適温は、豆の焙煎度によって変わり、煎りが浅ければその温度は高くなり、煎りが深ければその温度は低くなります。


お家でコーヒーを入れる方

「コーヒーを自分で入れるけど、何かしっくりこない……。そういえば、お湯の温度って気にしたことなかったけど、どのくらいがいいとかあるん?コーヒーを入れるときの適温を教えて!」

そういった疑問にお答えします!

◇本記事の内容

1. コーヒーを入れるときの適温って何度くらい?

2. お湯の温度と味わいの関係。

3. 浅煎り豆は高温で、深煎り豆は低温で【結論】


皆さん、こんにちは!

珈琲ユーチューブロガーのこんろです。

コーヒーを入れるときに、お湯の温度をどれくらいにすればいいか、迷いませんか?

私も最初の頃は、沸かしたてをそのまま使っていました。

でも、実はコーヒーを入れるときの温度には、最適なものがあるんです!

ということで今回は、”コーヒーを入れるときの適温” についてお話ししていきます。

この記事が、皆さんのコーヒーライフのお役に立てれば幸いです。

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1. コーヒーを入れるときの適温って何度くらい?

結論からいうと、コーヒー豆によって、適切な抽出温度は変わります。

具体的には、浅煎り豆は高い温度で、深煎り豆は低い温度で淹れると美味しいコーヒーになります!

皆さんは、沸かしたてのお湯でコーヒーを淹れていませんか?

私も昔はそうでした。

ただ、「なーんか美味しくないなぁ、でも、コーヒーって苦いものっていうし、こんなもんなんかなぁ?」と受け入れていました。

でも、喫茶店でマスターが淹れてくれたコーヒーってそうやなかったんですよね。

なんで同じ人間が淹れているのにこんなに違うのか。

コーヒー屋さんに出来て、私に出来ないはずがない!!

と思っていたら、原因の1つが温度が高すぎるということやったんです。

沸かしたてのぐらぐらしたお湯ですから、高いのは当たり前ですよね。笑

100度近くなっているわけです。

そんなお湯で淹れていたら、不味くなるのは自然の流れなんですよね。

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2. お湯の温度と味わいの関係。

では、なぜ沸かしたてのお湯では、美味しいコーヒーが淹れられないのでしょうか?

これには、お湯の温度とそれによって抽出される味わいに関係しています。

小難しい話は抜きにしますが、こういったイメージをしてみてください!


【酸味】は簡単に抽出できるが、【苦味】は頑張らないと引き出せない。


はい、かなり抽象的ですよね。

でも、この感覚を持っておくと、色々と理解しやすい部分があります。

例えば、エスプレッソってめちゃくちゃ苦いですよね?

エスプレッソはどうやって抽出しているかというと、お湯を沸騰させることで抽出しているんですよね⬇︎

エスプレッソとは?ドリップコーヒーとの違いは具体的に何?

そうです、頑張ってお湯を100度にして、もはや100度も超えることによって抽出しているんです。

また、ハンドドリップをするときに、最初に蒸らしといってお湯をかけてしばらく待つことで味をしっかり出るように準備します⬇︎

【結論】ハンドドリップは蒸らしの時点で決まる。蒸らす意味。

蒸らし時間というのは長くすれば苦味が強く出ますし、短くすれば酸味を感じやすくなります。

これも、頑張って時間をかけて抽出することで、苦味を引き出しているんですよね。

ということで、100度のお湯で抽出するというのは、頑張って抽出しているのでめちゃくちゃ苦くなってしまうんです。

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3. 浅煎り豆は高温で、深煎り豆は低温で【結論】

もう一度結論を繰り返すと、焙煎度によって適切なお湯の温度は違います。

具体的には、浅煎り豆は高温で、深煎り豆は低温で抽出すると美味しくなります。

これは、先ほどいったように、温度が高いほど苦味が出やすく、温度が低いほど酸味が出やすくなります。

コーヒーの “苦い味” というのは、ほとんど焙煎によって出てくるものです。

なので、浅煎り豆には苦味があまり含まれていないんですよね。

浅煎り豆を美味しく淹れるには、高温でしっかり味を出してやることが大切になります。

ついでにいうと、少しいつもより細挽きにするとさらに味が出やすくなりますよ!

ちなみに私の好きなスペシャルティコーヒー専門店のLight Up Coffee さんの淹れ方ガイドには、92℃がおすすめと書かれています。

関連:Light Up Coffeeさんのコロンビア ポルヴェニール飲んでみた【ドリップの仕方と感想】深煎り豆には、逆に苦い味が抽出されやすいので、温度を低めにしてバランスを取ると美味しく頂けます。

私は、深煎りの豆を淹れるときは、82〜83℃くらいでじっくり抽出しています。

そうすると、たしかに苦味はあるのですが、刺さるような不快な苦味はでなくなります。

これは、浅煎りの場合にも言えることですが、あまり温度を高くし過ぎると、苦味だけでなく渋みも生じてきます。

ですので、浅煎りを抽出するときは高温がいいからといっても沸かしたてはダメです。

せいぜい93℃くらいが限度やないかなという肌感ですね。

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◯まとめ

本記事の内容をまとめます。


1. コーヒーを入れるときの適温って何度くらい?

2. お湯の温度と味わいの関係。

3. 浅煎り豆は高温で、深煎り豆は低温で【結論】


こんな感じですね。

本記事では、煎り具合によって抽出時の適切な温度が変わるというお話をしました。

とはいえ、毎回気を遣うというのも面倒かもしれません。

こちらの記事では、温度の他、標準的なコーヒーの美味しい入れ方を紹介しています⬇︎

コーヒーを美味しく淹れられるレシピを紹介【ドリップ方式・量・豆の種類】

色々考えるのが面倒くさい!!

という方はこちらを丸々真似してください。

今回は、以上です。

SNS(Twitter・YouTube・Instagram)もやっていますので、分からないことがあれば、そちらからもご質問ください!

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