【保存版】1日カフェを開くには?営業許可や資格、場所を徹底解説!
コーヒー好きの方:
「1日カフェをやってみたいけど、難しそう……。全くやり方も分からんし。どうしたら1日カフェを開くにはどうしたらいいの?」
こういった疑問に答えます。
☑︎本記事の内容
- 1日カフェを開く完全マップ
- 必要な資格と営業許可はたったの2つ
- 場所を確保する。考え方は2つ!
- 知っておいた方が良い知識【無くても可】
全国を回って、各地で1日カフェを開いていた今野直倫です。
現在は、千葉県千葉市で、COWRITE COFFEEという小さなコーヒー屋の代表をしています。
この記事では、1日カフェの開き方についてお話ししていきますね。
目次
1. 1日カフェを開く完全マップ
1日カフェを開くのは簡単ではありませんが、しっかりステップを踏めば、確実に開けますよ。
1.1 1日カフェを開くまでの道程
1日カフェを開くまでに確実に通らなければならない道がこちらです。
☑︎1日カフェ開店マップ
- 必要な資格、許可を取得する
- 1日カフェ開催場所を押さえる
- 1日カフェの企画、準備、実施
こんな感じですね。
おそらく皆さんが「楽しい!やりたい!」と思うところは最後の1つですよね。
残り2/3の事務的な手続きもあることを忘れないでください。
1.2 コラボカフェという選択
上の3つ手順全てを踏むのが面倒くさいという方も少なからずいると思います。
そんな方に提案したいのが、コラボカフェという選択です。
多少自由度は落ちますが、最初の取っ掛かりとしては簡単で良いですよ。
具体的には、1番手間のかかる「資格、許可を取る」という部分をスキップできます。
↪︎コラボカフェは普段カフェをされている方と一緒に、もしくはそのカフェのスペースをお借りしてやる形態になります。
2. 必要な資格と営業許可はたったの2つ
1日カフェを開くには、資格が必要です。
とはいえたったの2つなので、めんどくさがらずに頑張りましょう。
2.1 食品衛生責任者資格
全てのベースになるのが、この食品衛生責任者資格です。
これが無いと何も始まりません。
まずこの資格を取ってから色々悩んでもいいくらいです。
とはいえ一度取ってしまえば、全国どこでも使えるので取っておいて損はないですね。
↪︎資格取得時に1万円がかかりますが、お客さんの身体に入るものを提供するのですから、妥当ですね。
2.2 飲食営業許可
こちらもまた大切な資格、というか許可証ですね。
あなたはちゃんと衛生的に飲食物を振る舞えそうだから許可しますね、と保健所からお墨付きを頂くものです。
なので、先ほどの食品衛生責任者資格を有していることが前提になります。
また、この飲食営業許可を取るタイミングは、下で説明する場所を確保するときとクロスするので、そちらも合わせてご覧ください。
↪︎これがないと飲食物を勝手に振舞ってはいけません。
3. 場所を確保する。考え方は2つ!
場所を押さえる方法は、簡単に分けると2つあります。
イベントに出店する方法と、個人的にイベントスペースを借りる方法です。
3.1 イベントに出店する
1つ目は誰かが主催しているイベントに応募して、出店させてもらう方法です。
この写真は千葉県のフリーマーケットに出店した時のものですね。
これは、次に説明する方法より楽です。
主催者さんにコンタクトを取って、出店料を払えばそれでお店が出せますよ。
↪︎人の流れも元々あるところにお店を構えるわけなので、最初はこっちがおすすめですね。
3.2 イベントスペースを借りる
もう1つの方法は、イベントスペースとして貸し出しされている場所を押さえていく方法です。
主なものに、「間借り」というのがありまして、こちらは屋内になりますね。
また、軒先を借りてやったり、広場を借りてやったりもできますよ。
↪︎全て自分たちで決められるので自由度は非常に高いですね。
3.3 場所を押さえてから営業許可を取る
タイトルの通りですが、場所が決まらないと営業許可は降りません。
なぜなら、営業許可を申請する書類に、場所を記入する欄があるからですね。
そして、営業許可は市や県といったように管轄の範囲が決まっていて、そこで取った営業許可はそこでしか使えないというのも理由の1つです。
仮押さえでもいいので、開催場所を確保してから営業許可を申請しに行きましょう。
4. 知っておいた方が良い知識【無くても可】
ここまでこればカフェを開催することは出来ます。
ここからは、開催してしっかり黒字化するためのお話をしていきますね。
4.1 計算はしっかりしよう
黒字化するためにしっかり計算はしておきましょう。
もちろん「赤字でもいい!美味しいコーヒーを飲んでくれれば!」という意気込みは素晴らしいです。
が、黒字化する過程でやっぱり品質やお客さんのニーズも考えるので、結果的に黒字を目指した方が良いと個人的には思いますね。
1日であろうとカフェを開く以上、お客さんにはしっかり価値を提供したいところです。
4.2 コーヒーの基礎知識は入れておこう
どの地域の豆にどんな特徴があるか言えますか?
コーヒーを美味しく淹れるコツを何か実践していますか?
ドリッパーにはどんな違いがあるかわかりますか?
情熱ももちろん大事で、やってみたい!という気持ちが全ての核なのは間違いないです。
でも、やはり次に繋げるためには、この辺りの基礎知識は押さえておきたいですね。
コーヒーを飲みに来るお客さんの中には、コーヒーに詳しい方も沢山いらっしゃいます。
そういった方に安心してもらったり、会話を弾ませたりするにはある程度の知識が必要です。
もちろん、このブログにはコーヒーの知識がいっぱい詰まってますので、良かったら覗いていってください。
もし、何か資格を通して勉強したいという方は、取っ掛かりとしてこちらを参考にしてみてください。
↪︎1日カフェを開くのに必須ではないですが、基礎的な知識を学べる資格です。
まとめ:やり方が分かったらとにかく動く!
記事のポイントをまとめます。
☑︎本記事の内容
- 1日カフェを開く完全マップ
- 必要な資格と営業許可はたったの2つ
- 場所を確保する。考え方は2つ!
- 知っておいた方が良い知識【無くても可】
こんな感じです。
やり方を知るのは大事ですが、やりながら学ぶという部分も多いです。
なのでこれを読んだあなたは、コーヒーの知識について学んでみるなり、資格を取りに行ってみるなりとにかく行動に移してみてください。
ノウハウコレクターで終わっては、せっかくの情熱がもったいないですよ!
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。