苦くないコーヒーをお家で飲むには?豆の種類や淹れ方を紹介
「家で淹れるコーヒーが苦くなってしまう」
「何でコーヒーって苦くなるんだろう?」
今回は、お家で苦くないコーヒーを淹れるためのポイントを、
詳しくかつ分かりやすく解説していきます。
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目次
苦くないコーヒーの種類とは?【産地・焙煎度】
大前提として、焙煎日から日が経っていない豆を選びましょう。
なぜなら、経時劣化により美味しくない苦みや渋みが出てきてしまうからです。
この「嫌な苦味」や「渋み」をコーヒーの苦みと勘違いしている人もいるので、
もしかしたら、焙煎したての豆を買うだけで解決してしまうかもしれません。
以下では、それを踏まえた上で苦くないコーヒーの選び方をお伝えします。
苦くないコーヒーの焙煎度
苦くないコーヒーを淹れるには、中深煎りより浅い焙煎度の豆を選びましょう。
なぜなら、焙煎度合いが深くなればなるほど苦味成分が多くなるからです。
例えば、スターバックスなどのシアトル系コーヒーは苦いことが多いですが、
そういったカフェでは比較的色が黒に近い深煎りのコーヒー豆を使っています。
コーヒーの酸味が苦手でないなら中煎り、苦手なら中深煎りを選ぶと良いです。
苦くないコーヒーを産地で選ぶ
中深煎りより浅い焙煎度という前提で、好みに合った産地の豆を選びましょう。
深く焙煎すれば苦味は出るので、苦くないというのは正確でないかもしれません。
ただ、中煎り・浅煎りで味わいの特徴が出やすい産地であることは間違いないです。
個人的には、エチオピアとブラジルは飲みやすいのでおすすめします。
苦くないコーヒーの淹れ方
コーヒーの苦みを出さない淹れ方の基本は、『抽出し過ぎない』ことです。
つまり、抽出し過ぎることにより苦味や渋みが出てきてしまうのです。
ここでは、苦味を出さないための簡単にできるコツを4つご紹介します。
コーヒー豆は粗めに挽く【中粗挽き】
コーヒー豆は、粗めに挽きましょう。
粉が砂のように細いと、お湯に触れる部分が増えて成分が過剰に抽出されます。
豆のままお湯に浸しても味は出ないですが、挽くと味が出るようになるのは、
細かい粒子にすることによって抽出効率が上がるからです。
粉の粗さを調整することで、苦味の出やすさをコントロールしましょう。
お湯の温度は低めで淹れる【83℃】
沸かしてすぐの熱湯を使うのではなく、少し冷ましてから淹れ始めましょう。
お湯の温度が高過ぎると、低温では出にくい嫌な苦味成分まで抽出されるからです。
具体的には、お湯の温度は『83℃』くらいに下げてから使います。
沸かしたてのお湯に水を足す、ドリップケトルに移し替えるなどすると楽です。
83℃→成分が出にくい→苦味が出にくい
お湯は優しく注ぐ【ドリップケトル】
お湯は出来る限り優しく注ぎましょう。
なぜなら、お湯を勢いよく注ぐと粉がかき混ぜられて嫌な味が出やすくなるからです。
粉をかき混ぜることにより抽出が進んでしまうのはイメージしやすいですよね。
お湯は優しく(できれば細口のドリップケトルで)注ぎ、苦味の抽出を抑えましょう。
短い時間で抽出しきる【3分以内】
短い時間で抽出しきることで、苦味が出るのを抑えましょう。
ここまでで予想がつくかと思いますが、時間をかけると苦味が出やすくなります。
具体的には、3分を目安に杯数分を淹れきってしまうのが良いです。
キッチンタイマーやスマホアプリで時間を測りながら淹れるのが良いですよ。
なぜ苦くないコーヒーになるのか【理由・解説】
ここまで説明した淹れ方をすることで、苦くないコーヒーが淹れられます。
その理由には、コーヒーの味わいの出やすさが大きく関係しています。
横軸がコーヒーの味わいの出る順番を表しています。
そして、その味わいの出やすさに関係するのが〇で囲まれた要素です。
これらの条件で抽出効率が上がり、出にくい苦味まで引き出してしまいます。
苦くないコーヒーを淹れるにはこれらの要素を調整することが大事なのです。
まとめ:苦くないコーヒーを淹れて素敵なコーヒーライフを過ごそう
苦くないコーヒーをお家で飲むためのポイントをまとめます。
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コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。