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カフェインレス珈琲は、普通の珈琲と比べて本当に物足りないのか?

6畳1Kのウチカフェからこんにちは!

カフェインレス中毒のKOnnROです。☕️

先日、カフェインレス珈琲を探しに、とある焙煎屋さんに行きました。

すると、そこの店主さんがこう言ったんです。

「珈琲が好きで拘りがある方は、カフェインレス珈琲では物足りない、と言って、カフェインレス珈琲は売れ残るんで置いてないんですよ」と。

え。

私もかなりの珈琲好きですけど、カフェインレスめちゃくちゃ飲みますよ?

というか、そんなに物足りないですか??

と、思ったわけです。

そういうわけで、今日はカフェインレス珈琲について書いていこうと思います。

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1. カフェインレス珈琲の良さ

カフェインレス珈琲は、その名の通り、カフェインのカットされた珈琲です。

カフェインには、主な効用として、眠気が覚めるというものがあります。

また、妊婦さんなどには、健康面である程度のリスクがあることが知られています。

そのような影響を与えるカフェインが入っていませんので、例えば夜でも珈琲を気にせず楽しめます。

また、カフェインによる健康被害を懸念されている方も、幾分安心して飲むことができます♪

カフェイン中毒を気にされている方にも、カフェインレス珈琲はうってつけの珈琲だといえるでしょう。

このようにカフェインレス珈琲を選ぶことには、大きなメリットがあります。

かくいう私も、一日何杯も珈琲を飲むので、そのうちの一杯か二杯をカフェインレスにして、寝起きや夜に珈琲ブレイクを楽しんでいます☺️

ただ、その一方で、味の方に難色を示す方がよくいらっしゃいます。

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2. カフェインレス珈琲は味が落ちるのか?

冒頭にも話しましたが、カフェインレス珈琲は味が落ちるとされています。

そのお店の店主さんも言っていましたが、カフェインがないということは、その分苦味やコクが失われるとされているのです。

確かに、苦味が減るということは、珈琲らしさが失われるといえます。

また、「コク」とは、様々な味の混ざったよく分からないけど美味しい味わい、と定義されます。

苦味が減るということは、それだけ単調な味わいになる、ということですし、コクも少なくなるといっていいでしょう。

では、カフェインは実際どれくらい珈琲の苦味に寄与しているのでしょうか?

ある研究によると、珈琲に占めるカフェインの苦味成分の割合は10%程度だそうです。

え、1/10なん!? いうほど変わらんやん!

そうなんです。

実際のところは、この程度なのです。

にも関わらず、カフェインレス珈琲は味が落ちる、と声を大にして言う方がいらっしゃいます。

私が思うに「カフェイン」という言葉が先行して、イメージを作り上げているのだと思います。

例えば、同じ料理を出されたとしても「三ツ星シェフが作った」と言われるのと、「ワイのオカンが作ったやで」と言われるのでは印象が全く異なります。

カフェインレス珈琲についても、先入観という部分はある程度影響があるのではないかと思います。

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3. カフェインレス珈琲を美味しく飲む

とはいえ、実際10%程度の苦味が失われているのはまた事実でもあります。

「じゃあ、飲むのやめよ〜」

と思われる方はそれでも良いと思うのです。

ただ、カフェインを気にしていらっしゃる方は、それでもなるべく美味しく飲めたらなお嬉しいですよね😊

カフェインレス珈琲は苦味が少ない。

……じゃあ、苦味を感じやすいような焙煎やドリップをすれば良いじゃないか!

自家焙煎珈琲屋さんにいって、おススメの焙煎度を聞いてから買ってみる。

いつもよりちょっと気を遣って、珈琲を淹れてみる。

豆本来の味に拘って、敢えてカフェインレス珈琲を避ける。

それよりも、焙煎の度合いや淹れ方に拘った方がよっぽど良いのではないかなと思います。

その方が、普通の珈琲を飲む際にも、自分の好きな味にコントロールしやすくなりますしね♪

カフェインレス珈琲の焙煎や、淹れ方については、別記事で扱いますので良かったら参考にしてみてください^ ^

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4. まとめ

お店の店主さんにその言葉を聞いて以来、私の中で何か引っかかるものがあって、今回このような紹介をさせていただきました。

カフェインレス珈琲は、普通の珈琲に比べて味が劣るということは、事実ではあります。

ただ、それを「珈琲ではない」といって飲まないのは、珈琲愛好家の考え方としてどうなんだろうか、と。

もちろん、いろんな考え方の方がいますから、そういう方はそういう方で悪いとは思いません。

でも私は、珈琲好きとして、珈琲をもっと美味しく飲みたい。

そして、それを皆さんが実践できるように伝えていきたい。

それが珈琲好きのあるべき姿なのではないかと、今は思っております。

では、この記事を読んでくださった珈琲好きの皆さん、またお会いしましょう。

じゃあ、またね👋

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