【豆の精製法】ナチュラル?ウォッシュト??ハニー???どういう意味?
この記事を読んで分かること:
豆の精製法には、ナチュラル、ウォッシュト、その他ハニーなどの特殊なものがあり、それぞれ味わいの違いがあります。
コーヒー好きの方
「コーヒーの名前に、ナチュラル、ウォッシュトとかあるけどなんなん?精製法って何?」
そういった疑問にお答えします!
◇本記事の内容
1. 精製プロセスってなに?
2. ナチュラル(乾燥式)の特徴。
3. ウォッシュト(水洗式)の特徴。
4. その他の精製法【ハニー・スマトラ式】
皆さん、こんにちは!
珈琲ユーチューブロガーのこんろです。
色んなお豆を日常的に飲んでいる私ですが、豆を買うとき豆の表記って何書いてあるかよく分からないんですよね。
ということで、今回はそんな小難しいものの一つ “精製法” について説明します!
この記事が、皆さんのコーヒーライフのお役に立てば嬉しいです。
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目次
1. 精製プロセスってなに?
結論からいうと、精製プロセスとは、コーヒーの実をどうにかこうにかしてコーヒー豆の状態にする工程のことをいいます。
「豆」とはいっても、本当のところ豆ではなく種なので、実に覆われているわけですね。
で、その過程には主なものは大きく分けて2種類あります⬇︎
・ナチュラル(乾燥式)
・ウォッシュト(水洗式)
もちろんこの2つだけというわけではないのですが、他の方式もこの2つを基本にしていると考えていいでしょう。
皆さん、どこかでお豆を買ったときに、このような表記を目にしたことはないですか?
このお豆は「エチオピア モカシダモ G2 ウォッシュト」といいます。
この豆の名前の見方は、下の記事を参考にして欲しいのですが、今回注目するのは1番お尻の部分ですね。
「Washed」と書かれていますが、どんな意味か分かりますか?
はい、そうです。
wash の過去分詞形なんで「洗われた」ですね!
英語の授業はここまでにしてですね(笑)、この Washed と書かれている部分が、この豆の精製法ということになります。
では、その精製法についてそれぞれ具体的に見ていきましょう!
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2. ナチュラル(乾燥式)の特徴。
もっとも伝統的な精製法が、このナチュラルというものです⬇︎
最後の NT というのがナチュラルを表しています。
ナチュラルは乾燥式といって、乾燥させてから周りの果肉などを取り除く方式になります。
伝統的なやり方で、設備を揃える必要もないので、コストが低く工程も少ないということで、多くの地域で使われている精製法です。
ただ、コストが低く、工程も少ない分、欠点豆が混じりやすいというデメリットもありますね。
味わいには独特の発酵の甘みが残り、一般的に美味しいといわれます。
3. ウォッシュト(水洗式)の特徴。
ウォッシュトというのは、先ほど「洗われた」と訳したように、水洗式といわれる精製プロセスです。
ウォッシュトはナチュラルとは違って、豆の周りの果肉などを先に取り除いてから乾燥させます。
さらに、最初に水に浸けておくことで、水に浮いてきた欠点豆や沈んだゴミなどを取り除くことができるんですね。
こういった工程を踏んでいるので、欠点豆や異物混入は少なく品質の高い豆が多いです。
純度の高い豆を精製できるので、最も豆の個性を発揮できる精製法といえますね!
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4. その他の精製法【ハニー・スマトラ式】
それでは、おまけとして、ここまで紹介した以外の精製法も合わせてご紹介していきます!
4-1. 豆の精製法:ウェットハル(スマトラ式)
ウェットハルというのは、インドネシアはスマトラ島の方式です。
スマトラ式といった方がメジャーかもしれません。
果肉を取り除き、ただ表面にはぬめりが付いたままの豆を十分乾燥させることなく乾燥途中で脱穀します。
つまり、生豆の状態で乾燥させることになりますね。
4-2. ハニー・パルプドナチュラル(半水洗式)
果肉と欠点豆を取り除いてから乾燥させる方式です。
精製度の高いナチュラルといった感じになりますね。
ハニーといわれるように、ナチュラルのような発酵の甘みが残ります。
それできて、精製度は高く、ウォッシュトとナチュラルのいいとこ取りのような精製法になりますね。
◯まとめ
本記事の内容をまとめます。
1. 精製プロセスってなに?
2. ナチュラル(乾燥式)の特徴。
3. ウォッシュト(水洗式)の特徴。
4. その他の精製法【ハニー・スマトラ式】
こんな感じですね。
今回は、”コーヒー豆の精製プロセス” を紹介しました。
お豆を買われる方は、この精製法にも気を配ってみると、さらにあなた好みの豆が見つかるかもしれませんよ!
もっと豆の選び方を知りたいという方は、こちらも合わせてご覧ください⬇︎
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今回は、以上です。
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