オールドクロップ&ニュークロップの違いは何?味わいや特徴も解説!
この記事を読んで分かること:
ニュークロップはその年度内に収穫された豆を指し、オールドクロップは収穫から3年以上寝せた豆を指します。
オールドクロップの味わいは、ニュークロップのものに比べて、マイルドかつ平坦な傾向があります。
コーヒー好きの方
「最近オールドクロップっていう豆を知ったんやけど、あれなんなんやろ?普通の豆と何が違うん?味とかどうなるんか教えて!」
そういった疑問にお答えします!
◇本記事の内容
- オールドクロップ&ニュークロップの違いは何?
- オールドクロップが美味しいといわれるのはなぜ?
- オールドクロップが向く豆とは。
皆さん、こんにちは!
珈琲ユーチューブロガーのこんろです。
コーヒーが大がつくほど好きで、色々な豆を買ってきてはお家で飲んでおります。
ということで、今回はそんな豆の “オールドクロップ&ニュークロップの違い” を解説します。
この記事が、皆さんのコーヒーライフのお役に立てば嬉しいです。
1. オールドクロップ&ニュークロップの違いは何?
結論からいうと、オールドクロップ&ニュークロップの違いは、古いか新しいかという違いです!
これは当たり前過ぎましたかね。笑
ということで、ここから「古い」「新しい」とはどれくらいかを深掘りしていきます。
コーヒー豆も植物ですので、当然収穫という工程が存在します。
それで、年度内に収穫された豆はニュークロップ、収穫から3年以上寝かせた豆はオールドクロップと呼ばれているのです。
味わいの違いでいうと、ニュークロップの豆は【はっきり】していて、味わいの輪郭が鮮明です。
一方、それを悪くいえば【尖って】いるとも捉えることができますよね。
オールドクロップの豆は、味が落ち着いているので良くいえば【マイルド】ということもできますし、悪くいえば【個性が乏しい】ともいえます。
このあたりは、個人の趣味趣向もあるので、どう捉えるかは飲む人次第ともいえてしまいますね。
ちなみに前年度収穫の豆は、パストクロップと呼ばれたりもしますよ。
2. オールドクロップが美味しいといわれるのはなぜ?
では、オールドクロップが美味しいと良くいわれるのはなぜなんでしょうか?
結論からいうと、焙煎が簡単で、味わいがマイルドで飲みやすくなるからです。
先ほどもいったように、オールドクロップというのは良くいえば味わいがマイルドなんですよね。
が、一方で、個性が乏しいともいえるわけです。
その理由は、「豆は収穫から時間が経つと水分と味の成分が失われていく」というところにあります。
つまり、オールドクロップの豆はニュークロップの豆に比べて水分と味の成分が少ないのです。
生豆に水分が少ないということは、火が通りやすいので焙煎は簡単になります。
また味の成分が少なくなるということは、味がマイルドになり飲みやすくなる、というわけですよね。
これがオールドクロップが美味しいといわれる所以であるといえます。
オールドクロップが向く豆とは。
じゃあ、オールドクロップが美味しいか美味しくないかというのは、完全に個人の趣味趣向なの?
といわれると、決してそうではなく、ちゃんとオールドクロップ向きの豆とそうでない豆が存在します。
具体的にいうと、味の個性がニュークロップでは強すぎる豆はオールドクロップに向きます。
なぜなら、収穫したてのときは尖っている味が、落ち着いて飲みやすくなるからです。
逆にいうと、元々マイルドな味わいの豆は、味が平坦になってしまうのでオールドクロップにはあまり向かないんですよね。
例えば、モカマタリはクセが強いためオールドには向くといえますね⬇︎
また、この自家焙煎珈琲屋さんでは、この当時はコンゴのオールドビーンズも扱っていました。
コンゴといえば酸味寄りのお味に特徴があるアフリカのお豆ですので、やはり熟成させることによって美味しくなる豆といえそうですね!
◯まとめ
本記事の内容をまとめます。
- オールドクロップ&ニュークロップの違いは何?
- オールドクロップが美味しいといわれるのはなぜ?
- オールドクロップが向く豆とは。
こんな感じですね。
今回は、”オールドクロップ&ニュークロップの違い” を紹介しました。
こちらの記事は私の実体験からの記事となっていますので、こちらも合わせてご覧ください⬇︎
今回は、以上です。
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