コーヒー初心者におすすめの市販コーヒー5選!豆&粉を紹介
市販のコーヒーは種類が多すぎて、初心者からすると何を選べばいいか分かりにくいですよね。
豆や粉など、種類が豊富なことも混乱の原因ではないでしょうか。
市販でも美味しいコーヒーはたくさんあります。自分に合った基準で商品を選ぶといいでしょう。
また、手間をかけたくない人には粉が、味わいを重視する人には豆がおすすめです。
この記事では、コーヒー初心者の人向けに、おすすめの市販コーヒー、豆と粉の違い、コーヒー選びで重要な基準、おいしくコーヒーを飲む方法や保存方法について紹介します。
市販のコーヒーについての知識を深めることで、自分に合ったコーヒーを自宅で楽しめるようになりますよ。
目次
初心者向けのコーヒーは市販でも美味しい!
初心者向けのコーヒーは市販でも十分においしいです。
市販のコーヒーは生活に寄り添っており、スーパーやコンビニで手軽に入手できます。近年は品揃えも豊富で、選ぶ楽しさがあるのも魅力です。
インスタントコーヒーに限らず、コーヒー豆や粉も市販で手に入れられます。身近なお店で、さまざまなニーズにあわせて購入できるのです。
コーヒー初心者の人は、まずは市販のコーヒーを味わってみてください。
初心者におすすめの市販コーヒーは豆?粉?
初心者が市販のコーヒーを選ぶとき、豆と粉のどちらがよいのでしょうか。
以下の表に、豆と粉それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
コーヒー豆 |
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コーヒー粉 |
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コーヒー豆と粉は、どちらもインスタントコーヒーに比べ、コーヒー本来の風味を楽しめます。しかし、手間の多さや風味のよさなどに違いがあるのです。
詳しく見ていきましょう。
コーヒー豆とは
コーヒー豆とは、コーヒーノキがつける赤い実「コーヒーチェリー」の中にある「種子」のことです。
コーヒー豆は、種子から取り出した状態の生豆と、焙煎された状態の豆の2種類があります。普段購入する豆は、焙煎された状態です。
コーヒーを豆の状態で購入するメリットは、以下の3つです。
- 挽きたてのコーヒーの香りを楽しめる
- 風味がよい
- 粉と比べて長く保存できる
コーヒー豆は挽きたての状態で、本来の香りを発揮します。
挽きたての豆で淹れたコーヒーは風味がよく、コーヒー本来のおいしさを味わえるのです。
コーヒー豆は焙煎後から酸化が進むため、焙煎後はできるだけ早く使用する必要があります。
しかしコーヒー粉と比べると、空気に触れる面積が小さく酸化の進みは遅いです。
コーヒーを豆の状態で購入するデメリットは、以下の2つです。
- コーヒーミルが必要
- 毎回挽く手間がかかる
コーヒーを淹れるためには、豆を粉の状態にしなければなりません。
コーヒー豆を粉砕するため、コーヒーミルを用意する必要があります。また、コーヒーを淹れるたびに挽く手間がかかるのです。
コーヒー粉とは
コーヒー粉とは、コーヒー豆が粉砕された状態のものを指します。
コーヒーを粉の状態で購入するメリットは、以下の3つです。
- すぐにコーヒーを淹れられる
- コーヒーミルが不要
- 市販で購入しやすい
コーヒーミルで挽く手間がないため、すぐに淹れられます。
スーパーやコンビニエンスストアなどでは、豆よりも粉の状態で販売されていることが多いです。
粉のほうが手軽に淹れられるため、需要が高いことが考えられます。
一方、コーヒーを粉の状態で購入するデメリットは、以下の2つです。
- 挽きたてに比べ風味が劣る
- 酸化するのが早い
コーヒー粉は豆に比べて空気に触れる面積が大きいため、酸化が早く進みます。粉で販売されている時点で、すでに酸化が進んでいるといえるのです。
したがって、どうしても挽きたてのコーヒーより風味は劣ります。
また豆に比べて保存期間も短いです。
コーヒー初心者が知るべき市販コーヒーの種類
コーヒー初心者が知るべき市販のコーヒーの種類を解説します。
市販のコーヒーの種類は、大きく分けて以下の2つです。
- レギュラーコーヒー
- インスタントコーヒー
以下の表に、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
レギュラーコーヒー |
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インスタントコーヒー |
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詳しく見ていきましょう。
レギュラーコーヒーとは
レギュラーコーヒーとは、焙煎されたコーヒー豆(もしくは粉)のことを指します。
レギュラーコーヒーのメリットは、以下の2つです。
- 風味がよい
- 香りを楽しめる
挽きたてであればとくに、コーヒーの風味と香りを楽しめます。
香りを楽しみながら抽出できるため、リラックス効果も高いでしょう。
一方、レギュラーコーヒーのデメリットは、以下の3つです。
- 抽出器具が必要
- 淹れるのに時間がかかる
- 保存方法に注意が必要
レギュラーコーヒーを淹れるには、ドリッパーやフィルターなどの抽出器具が必要です。
豆の状態から淹れるのであれば、グラインドするためのコーヒーミルも用意しなければなりません。
また、インスタントコーヒーと比べて淹れるのに時間がかかります。
酸化による味の劣化を防ぐために、保存方法にも注意しなければなりません。
レギュラーコーヒーは抽出や保存に手間がかかりますが、本格的にコーヒーを楽しみたい人におすすめです。
インスタントコーヒーとは
インスタントコーヒーとは、抽出したコーヒー成分を乾燥させ、粉末状にしたものです。
インスタントコーヒーのメリットは、以下の4つです。
- 特別な器具が必要ない
- すぐに淹れられる
- 持ち運びが楽
- コストパフォーマンスがよい
お湯とカップさえあれば淹れられるため、特別な器具を必要としません。
時間をかけずにさっと作れるのも魅力です。
持ち運びしやすく、オフィスにもおでかけにも気軽に持っていけます。
レギュラーコーヒーと比べてコストパフォーマンスがよいのもポイントです。レギュラーコーヒー一杯分の粉の量は約10~12gですが、インスタントコーヒーなら2gですみます。
インスタントコーヒーのデメリットは、以下の2つです。
- レギュラーコーヒーより味が劣る
- 香りが少ない
レギュラーコーヒーに比べて、コーヒーの味と香りはどうしても落ちます。
物足りなく感じる人もいるでしょう。
インスタントコーヒーは、味や風味へのこだわりよりも、手軽さと早さを重視する人におすすめです。
初心者の市販コーヒー選びで重要な基準
初心者が市販のコーヒーを選ぶときに重要な基準を解説します。
市販のコーヒー選びのポイントは、以下の4つです。
- 種類で選ぶ
- 味や香りで選ぶ
- 産地で選ぶ
- 焙煎度合いで選ぶ
ライフスタイルやこだわる部分により、選ぶべきポイントは違います。
一つひとつ見ていくことで、自分にぴったりな市販のコーヒーを選べるようになりますよ。
詳しく見ていきましょう。
種類で選ぶ
市販のコーヒーを選ぶ際、まずは以下の5種類から自分に合うものを選びましょう。
- コーヒー豆
- コーヒー粉
- ドリップバッグコーヒー
- インスタントコーヒー
- カフェインレスコーヒー
コーヒー豆は、本格的にコーヒーを楽しみたい人におすすめです。豆を挽く手間はかかりますが、もっともコーヒー本来の香りと味を楽しめます。
コーヒー粉は、コーヒーの香りと味を楽しみたいけれど、手軽さもほしいという人におすすめです。
豆より風味は落ちますが、コーヒーの香りと味を楽しめます。
ドリップバッグコーヒーは、さらに手軽にコーヒーを楽しみたい人にうってつけです。
あらかじめ一杯分の粉がバッグに閉じ込められており、カップにセットしてお湯を注ぐだけで淹れられます。
持ち運びも便利なため、オフィスやおでかけの際のコーヒーブレイクにもどうぞ。
インスタントコーヒーは、風味よりも手軽さと早さを重視する人におすすめです。お湯とカップさえあれば、どこでも最速でコーヒーを淹れられます。
カフェインレスコーヒーは、カフェインの影響を受けやすい人や、健康に気を遣っている人におすすめです。
あらかじめカフェインが取り除かれており、カフェインの影響を気にすることなくコーヒーを楽しめます。
味や香りで選ぶ
コーヒーは挽き具合や焙煎度合い、産地によって味や香りが違います。
苦味・酸味・甘味の強弱や、香りなどさまざまな違いがあります。
たとえば風味がチョコレートだったりフルーティだったりと、個性があるのです。
自分好みの味と香りを見つければ、一層コーヒーを楽しめます。
パッケージに書かれている説明を読んだり、レビューを参考にしたりして、自分の好きな味や香りを見つけてみてくださいね。
産地で選ぶ
コーヒー豆は産地によって風味が異なります。
たとえば、酸味の強い豆の産地はエチオピアやタンザニア、苦味やコクが特徴の豆の産地はマンデリンやブラジルなどです。
産地をチェックすれば、どんな味わいを持つコーヒーなのか想像しやすくなりますよ。
コーヒー豆の原産地と、味と香りの比較が知りたい人は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
焙煎度合いで選ぶ
コーヒー豆は焙煎度合いで風味が異なります。
焙煎度合いは大きく分けて3つあり、以下は味わいの特徴をまとめた表です。
焙煎度合い | 味わい |
浅煎り | 酸味が強く、苦味が弱い |
中煎り | 酸味と苦味のバランスがよい |
深煎り | 酸味よりも苦味が強い |
浅煎りは、酸味の強いコーヒーが好きな人や、ブラックでゴクゴク飲みたい人に適しています。
中煎りは、酸味と苦味のバランスがよい万人受けするコーヒーです。
深入りは、苦味とコクを楽しみたい人に適しています。ミルクとの相性もよく、カフェオレが好きな人にもおすすめです。
初心者におすすめの市販コーヒー5選
初心者におすすめの市販のコーヒーを5点紹介します。
各商品ごとの特徴を挙げ、産地や種類、おすすめの飲み方などを表にまとめました。
Amazonの売れ筋ランキングで1位になったコーヒーや、手作業で選別された豆のみを使用したこだわりのコーヒー豆など、さまざまな背景を持ったコーヒーが登場します。
ぜひ「自分にぴったりのおいしいコーヒー」を見つける参考にしてくださいね。
ちょっと贅沢な珈琲店 レギュラーコーヒー スペシャルブレンド
出典:「ちょっと贅沢な珈琲店®」 レギュラー・コーヒー スペシャル・ブレンド|AGF®
「ちょっと贅沢な珈琲店 レギュラーコーヒー スペシャルブレンド」は、香りの豊かさとバランスよい味わいが魅力のコーヒー粉です。
じっくりとした焙煎によるやや強めの苦味とコク、すっきりとした口当たりは、万人に好まれます。
Amazonの焙煎コーヒー豆の売れ筋ランキングでは、1位を獲得しています(2022年5月時点)。
ブラック以外に、カフェオレや水だし用のアイスコーヒーにもおすすめです。
内容量 | 産地 | 種類 | 焙煎 | おすすめの飲み方 |
280g |
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レギュラーコーヒー(粉) | 深煎り |
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「ちょっと贅沢な珈琲店®」 レギュラー・コーヒー スペシャル・ブレンド | |
Amazon | 楽天 |
ネスカフェ ゴールドブレンド
出典:ネスカフェ ゴールドブレンド 120g|ネスレアミューズ
「ネスカフェ ゴールドブレンド」は、これまでのインスタントコーヒーに比べ本格的なコーヒーを楽しめます。
微粉砕したコーヒー豆の粒をネスカフェ独自の抽出液で包み込むことで、コーヒーの上質な香りと味わいが保たれるのです。
この製法で作られたインスタントコーヒーを、ネスカフェは「レギュラーソリュブルコーヒー」と名づけました。
上質な香りとマイルドな味わいで、量を変えれば濃度感の調節も簡単です。
コクが深いため、ミルクや砂糖をくわえても、おいしくいただけます。
内容量 | 産地 | 種類 | 焙煎 | おすすめの飲み方 |
120g | 表記なし | インスタントコーヒー | 表記なし | ミルクや砂糖を加える |
ネスカフェ ゴールドブレンド 120g | |
Amazon | 楽天 |
オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー
「オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー」は、カフェインレスのインスタントコーヒーです。
有機農法で栽培されたコーヒー豆を使用しており、風味がよく体にも優しいというメリットがあります。
カフェインレスのため、カフェインを控えている人や寝る前にコーヒーを飲みたい人にもおすすめです。
またスティックタイプのため、登山や旅行のお供にもうってつけでしょう。
ちなみにフェアトレードとは「公平・公正な貿易により、発展途上国の人々の生活を助ける仕組み」のことです。
フェアトレード商品を購入することで、生産者の支援や持続可能な社会への貢献につながります。
内容量 | 産地 | 種類 | 焙煎 | おすすめの飲み方 |
50g
(2g×25P) |
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表記なし |
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オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー | |
Amazon | 楽天 |
キーコーヒー スペシャルブレンド
「キーコーヒー スペシャルブレンド」は、やや酸味が強く香り高いコーヒーです。
フルーティなコーヒーが好きな人、毎日ゴクゴク飲みたい人に向いています。
また、密閉性と遮光性に優れた缶に入っているため、コーヒー粉をそのまま保存できるのも魅力です。
本格的なコーヒーを、高コストパフォーマンスで楽しめます。
内容量 | 産地 | 種類 | 焙煎 | おすすめの飲み方 |
340g |
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レギュラーコーヒー(粉) | 中煎り | ブラック |
缶 スペシャルブレンド | |
Amazon | 楽天 |
ジニスコーヒー スペシャルティコーヒー ケニアレッドマウンテン
出典:ジニスコーヒー Diniz Coffee スペシャルティコーヒー Specialty Coffee ケニア レッド・マウンテン Kenya Red Mountain コーヒー豆 200g|Amazon
「ジニスコーヒー スペシャルティコーヒー ケニアレッドマウンテン」は、軽やかでやさしい味わいのコーヒーです。
華やかな香りとコクを感じられ、「冷めてもおいしいコーヒー」と評価されています。
生豆と焙煎豆はすべて手作業で選別されており、良質な豆だけが届けられるのも魅力です。
丁寧な手作業のため、生産量に限りがあります。ぜひ厳選された味を楽しんでみてくださいね。
内容量 | 産地 | 種類 | 焙煎 | おすすめの飲み方 |
200g | ケニア | レギュラーコーヒー(豆) | 中煎り |
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スペシャルティコーヒー ケニアレッドマウンテン | |
Amazon | 楽天 |
市販コーヒーを美味しく飲む方法は?
市販のコーヒーをおいしく飲むための、おすすめの方法を紹介します。
インスタントコーヒーはカップにお湯を注ぐだけで簡単にできるため、慣れ親しんでいる人も多いでしょう。
しかしコーヒー初心者の場合、豆・粉からおいしいコーヒーを淹れるにはどうすればよいのか迷いますよね。
豆・粉それぞれから、おいしいコーヒーを飲む方法の要点をまとめました。
ぜひ参考にして、コーヒー本来の味わいを楽しんでくださいね。
豆から美味しいコーヒーを飲む方法
豆からおいしいコーヒーを飲む方法を紹介します。
以下の表に、ドリップコーヒーで豆からおいしいコーヒーを飲むポイントをまとめました。
ポイント | 具体的には |
新鮮な豆を用意する | 焙煎日に近いもの |
器具を揃える |
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新鮮な水を使う | 軟水:酸味が引き立つ
硬水:苦味が強くなる |
温度は85℃~95℃ | 沸騰後1~2分待ってから |
コーヒーを蒸らす | 少量のお湯で20~30秒 |
3回に分けてお湯を注ぐ | 中心から円を描くように |
カップを温めておく | お湯を入れておく(保温性が上がる) |
コーヒー豆は、できるだけ焙煎日に近い新鮮なものを用意しましょう。
スケールまたはコーヒーメジャースプーンがあれば、毎回きちんと計量して淹れられます。安定した味を出せ、好みの味にも調節しやすいですよ。
豆を挽くためのコーヒーミルを用意しましょう。1人分のコーヒーを淹れるのであれば、手動で十分です。3人以上であれば、電動のほうが早く楽に挽けます。
新鮮な水を用意しましょう。軟水は酸味が引き立ち、硬水は苦味が強くなる特徴があります。
ドリッパーにコーヒーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れましょう。お湯を均一に注ぎ入れるため、軽く横に振って粉を平らにならします。
お湯を注ぐときに活躍するのがコーヒーポットです。ポットの先が細口になっており、注ぐお湯の量をコントロールしやすくなっています。
コーヒーを受けるためのサーバーは、目盛りがついており計量しやすく便利です。1人分であれば、カップに直接ドリッパーをセットしてもよいでしょう。
沸騰直後のお湯で抽出すると、コーヒー成分がうまく抽出されません。沸騰してから1~2分待って注ぎましょう。
最初にお湯を注ぐときは、コーヒー粉に少量のお湯を含ませて20~30秒蒸らしてください。コーヒー豆に含まれる炭酸ガスを放出し、成分を抽出しやすくするためです。
蒸らした後は、お湯を3回に分けて入れます。中心から小さな円を描くように注ぐのがポイントです。
コーヒーを抽出できたら、あらかじめ温めておいたカップに入れましょう。コーヒーが急に冷めてしまうことを防げます。
登場したコーヒー器具は、100均で揃えることが可能です。まずは100均で購入したものを使うとよいかもしれません。
さらに器具にこだわりたくなったら、自分好みのものを探してみてくださいね。
粉から美味しいコーヒーを飲む方法
粉からおいしいコーヒーを飲む方法は2つです。
- ドリップコーヒー
- フレンチプレス
ドリップコーヒーは、豆を挽く過程がないだけで、さきほど紹介した「豆から美味しいコーヒーを飲む方法」と同じ要領で淹れられます。
フレンチプレスとは、フランスで生まれたコーヒー抽出器具のことです。
お湯に粉を浸して抽出する方法で、技術を必要とせず簡単にコーヒーを淹れられます。
フレンチプレスでコーヒーを淹れる手順は以下のとおりです。
- 温めたガラスポットにコーヒー粉を入れる
- お湯を入れる
- 蓋をして4分待つ
- つまみを押し下げ、金網フィルターで濾してカップに注ぐ
ドリップコーヒーに比べて手間が少ないうえ、コーヒー本来の風味を楽しめます。金属製のフィルターのため、コーヒーの油分もしっかり残るのです。
フレンチプレスはダイソーで500円(税別)で手に入れられます。興味のある人は、まずは手ごろな価格で試してみてはいかがでしょうか。
フレンチプレスの使い方と、おいしいコーヒーを抽出できる淹れ方を知りたい人は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
初心者が市販コーヒーを保存する方法は?
初心者が市販のコーヒー豆・粉を保存する際の、おすすめの方法を解説します。
インスタントコーヒーの保存に比べて、豆と粉の保存にはいっそう注意が必要です。
豆・粉から淹れたコーヒーは、コーヒー本来の香りと味わいを楽しめます。しかしきちんと保存しないと、劣化が進んで風味が落ちてしまうのです。
コーヒー豆、粉それぞれの保存方法と注意点を解説するので、ぜひコーヒーの保存に役立ててくださいね。
市販のコーヒー豆の保存方法
市販のコーヒー豆を保存するときのポイントは、以下の4つです。
- 直射日光に当てない
- 酸素に触れない
- 高温を避ける
- 多湿を避ける
「光・酸素・熱・水分」は、コーヒー豆の劣化を進める原因となります。
コーヒー豆の保存には、密封性と遮光性に優れたコーヒーキャニスターを用意するのがおすすめです。できるだけ涼しい場所で保管しましょう。
コーヒー豆は、焙煎後から2週間がフレッシュな状態です。おいしいうちに飲み切りましょう。
長期保存したい場合は、フリーザーバッグに入れ空気を抜いての冷凍保存がおすすめです。一回分の量の豆ごとに小分けして保存しましょう。
冷凍保存の注意点として、扉の開閉が多いと結露が起き、コーヒー豆の状態が悪くなります。できるだけ扉の開閉を少なくしましょう。
市販のコーヒー粉の保存方法
市販のコーヒー粉を保存するときのポイントは、豆を保存するときと同じです。
しかしコーヒー粉は、豆に比べて空気に触れる面積が大きいため早く劣化します。保存にはいっそう注意しなければなりません。
コーヒー粉の湿気対策に、乾燥剤を一緒に入れておくことは有効です。100均でも販売されているため、保存に役立ててみてください。
コーヒー粉は開封後、1週間程度で飲み切るのがベストです。
長期保存する場合、豆と同様に小分けに密封して冷凍保存してください。長く保存しすぎるとコーヒーの風味が落ちてしまうため、できるだけ早く飲み切るのが無難です。
自分に合ったコーヒーを楽しもう
この記事ではコーヒー初心者の人向けに、コーヒーの種類や選ぶ基準、おすすめの市販のコーヒー、おいしいコーヒーの飲み方、保存方法について紹介しました。
コーヒーには豆と粉、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーなどさまざまな種類があります。
それぞれに魅力があり、自分の好みやライフスタイルにぴったりのコーヒーが見つかるはずです。
ぜひいろいろなコーヒーに注目して、コーヒーの世界を広げていってくださいね。
もっとコーヒー豆の知識を深めたい、おすすめのコーヒーを知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
コーヒー豆について知識を深めることで、さらにコーヒーを楽しめるようになりますよ。
COWRITE COFFEEでは、公式LINEを運営しています。コーヒーについて、質問や知りたいことがあれば、ぜひ登録してみてくださいね。
ゲストハウスで暮らす主婦。朝起きたらカフェオレを淹れるのが日課。バルコニーで景色を見ながらコーヒーを飲むひとときが至福。コーヒーの豆かすはすべて取っておき、ゲストハウスの掃除に活用している。コーヒーと甘いものは、日々をご機嫌にしてくれる最高の組み合わせ。アートやエンターテインメントにも興味があり、ギャラリーでコーヒーとアートのイベント、カフェで演劇と音楽のイベントを開催した。