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【薄いと言わせない】アイスコーヒーの淹れ方を丁寧に解説

【薄いと言わせない】アイスコーヒーの淹れ方を丁寧に解説

「夏場になり、アイスコーヒーを淹れてみたけどなんだか味が薄い」と感じたことはありませんか。

薄くないアイスコーヒーを淹れるには、コーヒー豆や、お湯、氷の量、豆の挽き目などを考慮する必要があります。ホットコーヒーを淹れる手順とは少し違う点もあるのです。

この記事では、薄くならないアイスコーヒーの淹れ方2種類とそれぞれの手順を解説していきます。

この2種類の手順を知ればアイスコーヒーを薄いと感じることがなくなるので、おいしいアイスコーヒーを楽しみたい人は必見です。

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アイスコーヒーの淹れ方2種類【薄い原因も解説】

アイスコーヒーの淹れ方2種類【薄い原因も解説】
アイスコーヒーを淹れる方法は、大きくわけて2種類です。

  • ペーパードリップ
  • 水出し

どちらの方法でも薄くない、おいしいアイスコーヒーを淹れることができます。

しかし「アイスコーヒーをペーパードリップで淹れたけど薄い、水出しで淹れても薄い」という意見もよく見かけます。

そこで、それぞれの視点から薄くなってしまう原因を説明していきますね。

淹れ方1:ペーパードリップ

ペーパードリップで薄くなる1番の原因は、お湯の量です。

アイスコーヒーを淹れる際に、ホットのときと湯量を変えずにコーヒーを淹れ、さらに氷を入れてしまうことが薄くなる原因です。

解決方法は、氷の量もお湯の量として考えることです。氷の量は、ホットコーヒーを淹れるときの湯量の1/3にします。

たとえば、ホットコーヒーを淹れる際に300mlのお湯を使っているとしましょう。これをアイスコーヒーで淹れるときの湯量と氷の量は、以下のようになります。

  • お湯:200ml
  • 氷:100g

アイスコーヒーでは、200mlのお湯で抽出し、100gの氷をサーバーにいれ急冷するとちょうどいい濃さになります。

この淹れ方であれば全体の水分量が変わらず、ホットコーヒーを淹れたときと同じ濃度感でアイスコーヒーを楽しむことができます。

ペーパードリップで淹れるときは全体の水分量で考え、ホットで淹れるときのお湯の量の2/3、氷の量は1/3を目安にしましょう。

ちなみに、ペーパードリップでは香りが豊かでコクがあるコーヒーを楽しめます。

淹れ方2:水出し

水出しで薄くなる1番の原因は、豆の挽き目が粗いことです。

なぜ挽き目が粗いと薄くなってしまうのかというと、挽き目が粗いと豆の表面積が小さくなり、成分を充分に抽出できなくなるのです。

よくある間違いとして、水出しパックを長いあいだ水に浸すため、雑味やえぐみが出ないように粗挽きにしている人がいます。

しかしこれではコーヒー豆の成分を充分に出せず、薄くなってしまいます。

水出しで淹れるときは、成分を充分に引き出せるよう中細挽きの豆を使いましょう。

また、水出しは甘みのある味わいと丸みのある口当たりが特徴的です。

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【薄いと言わせない】ドリップアイスコーヒーの淹れ方

【薄いと言わせない】ドリップアイスコーヒーの淹れ方

薄くならないドリップアイスコーヒーは、5のステップで準備していきます。また、淹れるときに注意すべき2つのポイントもありますので見ていきましょう。

準備のステップは、以下のとおりです。

  • 準備1:豆の焙煎度合い
  • 準備2:豆の挽き目
  • 準備3:豆の量
  • 準備4:氷の量
  • 準備5:注ぐお湯の量

淹れるときに注意する2つのポイントは、以下のとおりです。

  • 淹れ方1:サーバーを氷で冷やす
  • 淹れ方2:注ぐお湯のスピードと蒸らす時間

この手順と注意するポイントを守れば、誰でも薄くないドリップアイスコーヒーを淹れることができます。見落としがちなポイントもあるので要チェックです。

順番に説明していきますね。

準備1:豆の焙煎度合い

焙煎度合いは、深煎りがおすすめです。深煎りを使うことでコク、苦味のある濃度感の高い味わいのコーヒーを抽出できるからです。

ただ、浅煎りの豆しかない場合は、そちらでも問題はありません。浅煎りの豆の場合、酸味が強い傾向にあり、アイスコーヒで淹れることにより酸味が増します。

酸味のあるコーヒーが好きな方は浅煎りでも問題ありません。自分の好きな種類の豆を選びましょう。

準備2:豆の挽き目

焙煎度合いが深煎りのときは、挽き目を中挽きにしましょう。

挽き目を中挽きにすることで、抽出したときの味わいのバラつきがなくなるからです。濃度感もバランスの取れたものになります。

豆を挽く際は濃度感、味わいの観点から中挽きで調整しましょう。

準備3:豆の量

豆の量は、淹れるコーヒーの量100mlにつき、約8gにしましょう。とくに挽き目を中挽きにする際は8gが味わい的にベストな量になります。

8gよりも多すぎたり、少なすぎたりするとコーヒー豆の過抽出、未抽出が起きて雑味やえぐみの原因になるので注意が必要です。

豆の量は淹れるコーヒーの量100mlにつき、約8gにしましょう。

準備4:氷の量

氷は淹れるコーヒーの量の1/3にしましょう。

氷の量が1/3よりも多すぎると味が薄くなり、少なすぎると抽出されたコーヒーが急冷されず、ぬるくなってしまいます。

たとえば300mlのコーヒーを淹れたい場合、氷の量は100gとなります(300ml×1/3=100g)。

計量した氷は、先にサーバーへ入れておきます。

氷の量は濃度感を考慮し、淹れるコーヒーの量の1/3にしましょう。

準備5:注ぐお湯の量

注ぐお湯は、淹れるコーヒーの量の2/3にしましょう。湯量が2/3より多すぎたり、少なすぎたりすると未抽出、過抽出が起きて雑味やえぐみの原因となるからです。

たとえば300mlのコーヒーを淹れたい場合、湯量は200mlとなります(300ml×2/3=200ml)。

注ぐお湯の量は雑味の発生を考慮し、淹れるコーヒーの量の2/3にしましょう。

淹れ方1:サーバーを氷で冷やす

サーバーを氷で冷やしている
アイスコーヒーを淹れる際の1つめのポイントは、サーバーを氷で冷やしながらお湯を注ぐことです。

アイスコーヒーを淹れると言ってもお湯を使うので、抽出されたコーヒーは熱くなっています。そのため、抽出されたコーヒーをサーバーの外側から冷やす必要があるのです。

サーバーの外側から冷やすことで、サーバーの中に入っている氷も溶けにくくなるため、長時間冷たい状態を保つことができますよ。

アイスコーヒーを淹れるときは、サーバーを氷で冷やしながら抽出を行いましょう。

淹れ方2:注ぐお湯のスピードと蒸らす時間

アイスコーヒーを淹れる際の2つめのポイントは、注ぐお湯のスピードと蒸らす時間です。

1投目はゆっくりと注ぎます。具体的にはお湯が線状になるくらいにしましょう。そして、蒸らす時間は1分間と長めにとります。

なぜゆっくりにするかというと、コーヒーの濃度感を高めることができるからです。また、蒸らす時間を長めに1分とることで、コーヒー豆の成分をお湯に溶けだしやすくすることができます。これで蒸らしは完了です。

残りのお湯は2回に分けて、1回目よりも速いスピードで注ぎましょう。豆は蒸らしによって成分が出やすくなった状態になっています。

その状態の豆に、残りのお湯を速いスピードで淹れ、お湯にコーヒーの成分を抽出します。
あとは、ドリッパーからコーヒーが落ちきるまで待ちます。

これで、薄くないドリップコーヒーの完成です。

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【薄いと言わせない】水出しアイスコーヒーの淹れ方

【薄いと言わせない】水出しアイスコーヒーの淹れ方

薄くならない水出しアイスコーヒーは3つのステップで準備していきます。また、淹れるとき、注意してほしいポイントが1つあります。
準備の3つのステップは以下のとおりです。

  • 準備1:豆の焙煎度合い
  • 準備2:豆の挽き目
  • 準備3:豆と水の量

注意するポイントは、下記のとおりです。

  • 淹れ方:時間を置く

この手順を守れば、誰でも薄くない水出しコーヒーを淹れることができます。そして、作り置きするなら冷蔵庫保存するので、氷なしでも作ることができますよ。

順番に説明していきますね。

準備1:豆の焙煎度合い

焙煎度合いは、深煎りがおすすめです。深煎りを使うことでコク、苦味のある濃度感の高いコーヒーを抽出できるからです。

ただ、浅煎りの豆しかない場合は、そちらでも問題はありません。浅煎りの豆の場合、酸味が強い傾向にあり、アイスコーヒーで淹れることにより酸味が増します。

酸味のあるコーヒーが好きな方は浅煎りでも問題ありません。自分の好きな種類の豆を選びましょう。

準備2:豆の挽き目

挽き目は、中細挽きにしましょう。挽き目が粗いと表面積が小さくなり、成分を充分に抽出できなくなります。

水出しパックを長いあいだ水に浸すため、雑味やえぐみが出ないように粗挽きにする人がいます。しかし、これは間違いなのです。

粗挽きですと、コーヒー豆の成分を充分に出せず、薄くなってしまいます。

水出しで淹れるときは、成分を充分に引き出せるよう中細挽きの豆を使いましょう。

準備3:豆と水の量

豆の量は水100mlに対して10gの割合で入れるようにしましょう。この割合でベストな濃度感を引き出すことができます。

これで準備が整いました。あとはパックの中に豆を詰めて、水と一緒に容器の中に入れましょう。

ちなみに豆を入れるパックは、100円ショップでも購入できますよ。

淹れ方:時間を置く

容器の中にコーヒー豆入りのパックと水を入れたら、冷蔵庫で8時間ほど静置しておきましょう。8時間経ったら1度試飲をしてみて、濃度の確認をします。

あとは好みによって、静置する時間を調整します。

薄いと感じるならば、あと1~2時間静置してください。濃度感がよいと思ったらパックを取り出しましょう。

パックを入れたままにすると、過抽出が起こり、雑味やえぐみが発生する原因になります。

これで、薄くない水出しアイスコーヒーの完成です。

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アイスコーヒーは作り置きしても大丈夫?

アイスコーヒーは作り置きしても大丈夫?

アイスコーヒーは作り置きしても大丈夫です。

水出しであれば1度に大容量のコーヒーを作れるので、1Lの容器を用意して作りおきをすることも可能です。冷蔵庫で保管するので、氷なしで作れるのも嬉しいポイントですね。

注意することは、必ず冷蔵庫で保存することです。コーヒーは腐らないと思っている人もいますが、生鮮食品なので腐ります。夏場はとくに注意が必要です。

消費期限は抽出した日から3日以内と覚えておきましょう。それ以降は飲むと体調に影響が出る可能性が高いですので、やめておくことが無難です。

保存方法、消費期限を守り、薄くないおいしいアイスコーヒーを楽しみましょう。

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【「薄い」からの卒業】アイスコーヒーを味わおう

【「薄い」からの卒業】アイスコーヒーを味わおう

薄くないアイスコーヒーの淹れ方をまとめます。

淹れ方はドリップと水出しの2種類です。それぞれの淹れ方で、薄くならないように淹れるポイントは次のようになります。

ペーパードリップ

  • 豆の量:お湯100mlに対して約8g
  • 豆の挽き目:中挽き
  • 焙煎度合い:深煎りがおすすめ
  • 注ぐお湯の量:淹れたいコーヒーの量の2/3
  • 氷の量:淹れたいコーヒーの量の1/3

水出し

  • 豆と水の量:水100ml当たり10g
  • 豆の挽き目:中細挽きがおすすめ
  • 焙煎度合い:深煎りがおすすめ

ペーパードリップと水出しの違いは、香りと味わいです。ペーパードリップでは、香り豊かでコクのある味わいが楽しめます。

水出しは、甘みのある味わいと丸みのある口あたりが特徴的です。くわえて、水出しは作るのに手間がかからず、1度に大量のコーヒーを作れます。

以上2つの方法を紹介しましたが、自分好みの淹れ方でアイスコーヒーを楽しみましょう。

さらにアイスコーヒーを楽しみたいという人は、こちらからアレンジアイスコーヒーの作り方も見てみてください。

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