ミニマリストは異常!?むしろ一般常識の方が異常だよ。
ミニマリストの方
「ミニマリストをやっていると、『異常だ』と言われがち。私って本当に、異常なの?ミニマリストっておかしいのかな?」
こういった疑問に答えます。
☑︎本記事の内容
1. ミニマリストは異常じゃない
2. ミニマリストよりも異常なのは一般常識
3. ミニマリストが異常に見える多数決の原理の怖さ
現在元気にミニマリストをやっている、こんろです。1年前は全くミニマリストではなく、むしろマキシマリストでした。ということで、今回は、そんな僕が"ミニマリストは異常!?むしろ一般常識の方が異常だよ。"についてお話ししていきますね。
目次
1. ミニマリストは異常じゃない
1年前は全くミニマリストでなかった僕からしても、ミニマリストは異常ではありません。
ただ、ミニマリストの良さを実感していないと、異常に感じてしまう人は、確かにいます。
1.1 ミニマリストが異常に見られがちな理由
ミニマリストという言葉を聞いて、一般の人がイメージするのは、がらんとした何もない部屋。
そして、いつも同じ服を来ていて、食事も質素、物がなくて不便そう、というところでしょうか。
こういったイメージを持たれているのであれば、確かに異常だと思われるのも頷けます。
だって、完全に自分から、楽しくないライフスタイルに向かっていってる人やないですか、これ。
でも、ミニマリストは、実は単純に物を減らして質素に暮らしている人やないんやよ、ということなんですよね。
1.2 ミニマリストが異常でない理由
ミニマリストが異常でない、と言い切れるのには、ちゃんとした理由があります。
まず、1つ目は、ミニマリストのほとんどが、物ではなく、経験や、誰かと一緒に過ごす時間に価値を見出しているということです。
それ故に、物に対する執着があまり無く、結果的に物が少なくなっていきます。
もう1つの理由は、好きなものと嫌いなものがはっきりしていて、好きなものだけに囲まれたいと思っているということです。
好きな物だけを厳選して残すので、それ以外のものがどんどん減っていき、結果として物が少なくなります。
要は、物を減らすことに快感を感じているのではなく、自分の生活に合わせた結果として物が減っているに過ぎないのです。
自分に合ったライフスタイルを形成しているだけなので、ミニマリストが異常とは、必ずしも言えないのではないでしょうか。
2. ミニマリストよりも異常なのは一般常識
ミニマリスト暦よりもマキシマリスト暦の方が長かった僕からすると、今までの生活は異常やったなと思います。
ミニマリストの良さを知ると、もう元には戻れませんね。
2.1 身の回りは要らないもので溢れている
僕がミニマリストの良さに気付いて捨てた物で、大きな物は、家具家電です。
家具家電こそ、常識として、そこにあるのが当たり前になってしまっている物やと感じます。
例えば、最近の若い人の間では、ミニマリスト関係なく、テレビを持たない人が増えています。
テレビで得られる情報は、ほとんどネットで得られますし、映画やアニメも動画配信サービスで見られます。
極め付けはNHKの受信料で、例えNHKを見ていない場合でも、年に2万円ほど徴収されているのです。
テレビが一家に一台ある、という光景は常識で作られたもので、実際に必要かといえば、そうでない人の方が多いはずです。
こういった、常識によって、必要やと思い込まされている物が身の回りにはたくさんあるのです。
2.2 要らない習慣もたくさんある
要らない習慣の代表例が、会社や大学の部活、サークルなどの、付き合いのためだけの飲み会です。
もちろん、それが楽しくて参加しているなら、問題ありません。
ただ、「今日も飲み会かぁ、行きたくねえなあ」と思いながら参加しているのであれば、はっきりいって無駄です。
でも、無理をしてまで行ってしまうのは、常識的に、飲み会は付き合いで行くもの、と思い込まされているからです。
実際、飲み会に行かなかったらどうなるかというと、付き合いの悪いやつだと思われるだけです。
そして、それが人間関係に大きく関わるかというと、ほとんど関係ありません。
僕自身、付き合いの飲み会には参加しなくなりましたが、友人と疎遠になったとか、そういったことはありませんね。
つまり、付き合いで飲み会に行くのは、そこに何かロジックがあるわけではなく、常識として捉えているから行ってしまうだけなのです。
3. ミニマリストが異常に見える多数決の原理の怖さ
ミニマリストは、常識よりも、自分の生きやすさや、合理性を大事にします。
そんなミニマリストが異常に見えてしまうのは、多数決の原理に他なりません。
3.1 常識とは多数決
ミニマリストを異常にさせている常識とは、多数決で、つまり多くの人がそうしているということです。
例えば、先ほどいったテレビも、多くの人が持っているから、常識として成り立っています。
また、飲み会に関しても、多くの人が行くから、行かない人が浮いて見えるのです。
ただ、よくよく考えてみれば、テレビを買うも買わないも個人の自由で、飲み会への参加も自由意志のはずなんですよね。
日本人は特に同調圧力の強い民族なので、少しでも人と違ったことをすると、排他的に扱ってしまいます。
でも、自分の人生をよりよく生きたいなら、他人の目を気にするよりも、自分に目を向けて、常識に流されないようにしたいですね。
3.2 常識に流されずに自分らしく生きるにはどうすればいいか
では、どうしたら、常識に流されることなく、自分らしく生きることができるのでしょうか?
そのヒントとなるのは、まず、自分の行動に理由付けができるか、ということです。
もちろん、それは「好きだから」とか、「生き甲斐だから」とか、抽象的なものでも大丈夫です。
僕の場合、なぜこのブログを書いているかというと、単純に文章を書くのが好きだから、なんですよね。
でも、特に話したい人もいない、付き合いで行く飲み会は、好きでもないし、行く意味もないです。
むしろ、早く帰って寝ることの方が、「体力が回復できるから」という理由付けが出来そうです。
まずは、このように、その行動に果たして意味があるのか、もっといえば、自分の人生の一部を割く価値があるのか、考えてみてください。
まとめ:ミニマリストは異常ではないので安心して自分の人生を生きましょう
記事のポイントをまとめます。
1. ミニマリストは異常じゃない
2. ミニマリストよりも異常なのは一般常識
3. ミニマリストが異常に見える多数決の原理の怖さ
こんな感じです。
ミニマリストが異常に見られる、というのは、僕は痛いほどよくわかります。
しかし、一方で、ミニマリストを異常に思ってしまう気持ちもよく分かるのです。
でも、それは、あたかもそれが正しいかのようにそこにある一般常識のせいです。
一般常識や、誰かの作った考え方に囚われず、自分の頭で考える習慣を付けることが何よりも大事です。
もちろん、僕の考えも鵜呑みにせず、もう一度あなたの頭で咀嚼してみてくださいね。
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。