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出張カフェを始められたマインド。一歩踏み出すための考え方。

「カフェを開きたい」

コーヒー好きの多くが持つ、将来的な目標やと思います。

でも、ほとんどの人は「定年したらやろ〜」「老後にのんびりお店持つか」と考えていますよね。

何故そう思うかというと、僕もそうやったからです。

老後はカフェやりたいなぁ、なんて友達とかに話してました。

ところが、去年の3月。僕は「出張カフェ」と称して、移動でコーヒー屋を始めました。

なぜ、僕のマインドが変わったのか、そして、どうやったらその考え方を得られたのか考えました。

まず、「老後カフェをやりたいなぁ」という場合、こんな感じの気持ちかなぁと思います。

『カフェはやりたいけど、まぁ死ぬまでにやれれば良いか。』

『今すぐに店を持つのは無理やけど、老後までにならお金貯めれそうやな』

他にも理由はあるでしょうけど、ぎゅっと凝縮してエッセンスを抽出すると、この2つに集約されると思っています。

僕自身もこんな考え方をしていて、普通に平凡にコーヒー飲みながら暮らしてました。

でも、あるとき心の病を患い、通勤中の電車でぶっ倒れたことがきっかけで考え方が変わりました。

ぶっ倒れてから2ヶ月後、僕は人生初めての出張カフェをして、お客さんにコーヒーを振る舞いました。

僕のマインドが変わったあらましは、こんな感じです。

ここからが重要です。

なぜ、一歩踏み出すことができたのか、これを言語化しないといけません。

なぜなら、誰も好き好んで心の病にかかりたくはないし、意図的にぶっ倒れることはできないからです。

誰一人として、僕と全く同じ人生をたどることはできません。

僕が、今この文章を読んでいるあなたに対してできることは、僕の思考の過程を言語化し共有すること、それだけです。

まず、『カフェは死ぬまでにやれれば良いか』というマインドが、なぜ『今すぐやらなきゃ』に変わったのかを考えます。

結論からいうと、「人生そんなに長くねえ」と思ったからです。

とりあえず、事実としてですが、僕もあなたも明日事故って死ぬ可能性があります。

今僕は夜行バスに揺られて、千葉→尼崎間を移動していますが、無事たどり着くかは本当にわかりません。

だって、未来のことは誰にもわからないからです。

なので、明日死ぬ可能性があるなら、今すぐ始めた方が良いじゃんというのが本質です。

ただ、とはいえ「いや、明日はたぶん死なんやろ。今日生きとるし」というのが一般的なマインドかな、と思います。

まあ、たぶん僕も死にません。尼崎には無事に着くと思います。

で、僕が思うのが、明日死なないし明後日死なない、3年後も死んでいない、向こう100年元気!

だとして、「100年って短くね?」ってことです。

もっと正確にいえば、「自分のやりたいことをやり尽くすのに100年は短くね?」ってことなんですよ。

カフェをやりたいとして、やりたいことはそれだけじゃないですよね。

百歩譲って今はカフェだけやったとしても、カフェやった後には他にやりたいことが絶対に出てくるですよ。

なぜなら、人間は欲深い生き物だから。

美味しい物を食っても食っても、さらに美味しい物を食べたくなるのが人間です。

カフェ開業できた!楽しい!もっと楽しいことしたい!となります。

だから、老後にカフェを始めてもっとやりたいことが出てきたときには、「身体が動かねえ。やりたいことできなかった……」ってなります。

僕はもうそれが見えてしまったので、去年の3月に始めました。

とはいえ、2つ目の問題『今すぐに店を持つのは無理やけど、老後までにならお金貯めれそうやな』にぶち当たります。

お金なんてありません。そして、借金もしたくないです。

そしたら、一歩下がって考えてみます。

「カフェをやりたい」っていうけど、具体的に何がやりたいんだ?と。

  • コーヒーを淹れたい
  • カフェという空間が好き
  • 自分好みのレイアウトにしたい
  • お客さんに喜んでほしい
  • 「場」を作りたい

できるだけ、カフェでやりたいこと・好きなことを細分化してみます。

と考えると、別に大金払って店を構えなくたって叶えられんじゃんってことが見えてきたりするんですよ。

コーヒーを振る舞いたい→1日カフェでよくね?

「場」を作りたい→オンラインサロン、コミュニティ作ればよくね?

お客さんに喜んでほしい→カフェじゃなくてよくね?

ってことです。

カフェを作って何を表現したいのかとか、何を実現したいかっていうのを細分化する。

意外とカフェというのは「形」であって、本質ではないってことに気付くんですよ。

で、その表現したいことを表現できる期間っていうのは、短い短い人生100年の間でしかないってこと。

今始めない理由がないですよね。

今、まさに今できることから始めましょうよ。

分からないことがあれば聞いてください。

僕は、あなたの夢を手伝いたいです。

そんな僕は、誰かの夢を手伝いたいと思って、この記事を書くことから始めてみた次第です。

関西でコーヒー淹れてきます!

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