ミニマリストは病気!?はい、病気です。でも、人間誰しも何かしらの病気です。
ミニマリストの知り合いのいる方
「ミニマリストって何であんな殺風景な部屋に住めるんやろ……。物もめちゃくちゃ捨ててるし、病気なんやないかと思うし、ちょっと怖い。ミニマリストって、何であんな感じなん?」
こういった疑問に答えます。
☑︎本記事の内容
1.ミニマリストは病気!?はい、病気です。
2.ミニマリストは病気やけど人間誰しも何かの病気。
3.病気と思われてまでミニマリストになるメリットとは?
出張カフェするミニマリストの、こんろです。ここ一年の間に急激にモノが減り「病気か?」と言われたことも、ちらほらとあります。ということで、今回はそんなミニマリストの僕が、“ミニマリストは病気!?はい、病気です。でも、人間誰しも何かしらの病気です。”についてお話ししていきますね。
目次
1.ミニマリストは病気!?はい、病気です。
結論からいうと、あなたが感じているように、ミニマリストは病気です。
1.1 ミニマリストの病気度は高い
ミニマリストは、病気です、そして、その病気度はかなり高いですね。
一年前まではマキシマリストで、現在ミニマリストである僕が断言します。
もし、他のミニマリストの方がこれを読んだら、僕は怒られてしまうかもしれません。
が、おそらく他のミニマリストの方も、自分が周りとは少し違う、ある種病的なところがある、というのは自覚しています。
なぜなら、事実として、周りの大半の人の暮らし方とは、圧倒的な乖離があるからです。
あなたもそうかもしれませんが、世の中の大半の人は、冷蔵庫を捨てたり、あるいは、服を一週間の7日分に絞ったりはしませんよね。
他のミニマリストの方が、どれだけ「ミニマリストは合理的だ」「ミニマリストは暮らしやすい」などと言っても、病気であるのは否定できません。
一年前の僕が今の僕の部屋を見たら、「怖い、病気だ」と思うでしょうからね。
1.2 ミニマリストが病気だといわれる理由
友人がミニマリストになっててめっちゃ怖かった
— 湯田金魚 (@yudakingyo) August 3, 2019
では、なぜ、あなたはミニマリストが「怖い」「病気だ」と、思うのでしょうか?
理由の1つは、ミニマリストには、その暮らし方に信念があり、自信を持っていて、そこに宗教感が漂ってしまうからです。
宗教は、何か1つの神だったり、仏だったりを強く信じることで救われると説くわけですが、それと似たようなところが確かにあるかもしれません。
https://twitter.com/tebura_s/status/1157072815901700096?s=20
「モノを減らす」=「いい暮らしができる」ここに因果関係が見いだせないと、「神を信じる」=「救われる」と、構図としてほとんど同じですよね。
なので、ミニマリストはモノを減らしまくっていて、病気だ、怖いと感じられてしまうのです。
また、ミニマリストが病気に感じられる、もう1つの理由として挙げられるのは、ミニマリストは、社会的に少数派の人たちだからということです。
人間というのは、自分と違うもの、まだ見たこともなく、よく分からないモノは怖いと感じてしまいます。
https://twitter.com/priketsu_chan/status/1157612285419851776?s=20
例えば、得体の知れないキノコが森の中に生えていたら、「これは毒キノコでは?」と疑ってしまいますよね。
ミニマリストが仮にどれだけ良い生き方で、ミニマリストがどれだけ豊かに生きていたとしても、病気だと思うのは当たり前のことなのです。
2.ミニマリストは病気やけど人間誰しも何かの病気。
さて、ミニマリストは病気であることは、ミニマリストである僕も非常に同意するところです。
ただ、ミニマリストは病気ですが、人間誰しも何かしらの病気であるということを、お話ししていきます。
2.1 人間誰しも何かに拘りがある
あなたは、何か好きなものがあったり、熱中しているものがあったりしますか?
野球やサッカー、アニメやゲーム、本や漫画など、何かしら好きなものはあるかと思います。
でも、一日中野球をしていたり、フィギュアを部屋が埋まるくらい集めていたりしても、病気だとはいわれません。
僕も、高校生の頃は野球部で、ずっと野球をしていましたが、「怖い」「病気だ」と言われたことは一度もありません。
それは、なぜなのかというと、野球は皆がその素晴らしさを認知しているスポーツで、野球好きはマジョリティーだからです。
その昔、フィギュアをたくさん集めている人も、「オタク」と揶揄され、病的な人たちだと扱われた時代がありましたよね?
ただ、今ではオタクも日本の立派な文化になり、もはやオタクを揶揄する人の方が少数派です。
このように、どれだけ極端な拘りや、思考だとしても市民権を得て、認知が広がれば、病気だとは思われなくなっていくのです。
2.2 ミニマリストの最新事情
「ミニマリストは病気」と言うあなたに言いたいのは、ミニマリストは今まさに、オタク文化のように世間に認知されつつあるということです。
つまり、数年後には、ミニマリストももはや「病気」とは言われなくなり、1つのカテゴリーとしてなり立っていると推測されます。
というよりも、もはや、1つの文化として成り立って来ているという、肌感がありますね。
例えば、堀江貴文や北川景子、ローランドなど、ミニマリストを公言する有名人が多く出てきています。
そして、もっといえば、世界の名だたる起業家や富豪は、多くの人がミニマリストの気質を持っているのです。
亡くなってしまいましたが、Appleのスティーブ・ジョブズがその極端な例になりますね。
毎日ジーンズにTシャツという私服の制服化を取り入れている、まさにミニマリストど真ん中の偉人です。
こういった事実から、「ミニマリストは病気」と言われなくなる日は、そう遠くないんやないかなと想像します。
3.病気と思われてまでミニマリストになるメリットとは?
とはいえ、現実を見ると、いまだにミニマリストは病気だといわれることが多いです。
では、そんな言葉を浴びてまでミニマリストでいるメリットとは何なのでしょうか?
3.1 家事などの手間が減る
まず、1つ目のメリットとしては、家事などの面倒な手間が減って暮らしやすくなります。
僕の場合、単純に部屋に物がほとんどないので、掃除がとても楽です。
掃除機って、便利なように見えて、出したりしまったり、手入れをしたりで、意外と面倒なんですよね。
その点、カーペットや家具がなければ、全て箇所を、水拭きとからぶきで済ませることができます。
掃除は、ずぼらな僕にとっては、正直しなくていいのならしたくないことの1つなので、とても楽になりました。
また、お皿も断捨離して、ほとんどワンプレート料理で済ませるようにしているので、洗い物もぐっと減りました。
僕は料理をするのは好きなのですが、洗い物が面倒で、料理から遠ざかっていたのですが、ミニマリストになってからまた自炊をするようになりました。
家事の手間が減るのは、日常のストレスがだいぶ軽減されるので、ミニマリストになって良かったことの1つです。
3.2 ミニマリストになると好きなことに集中できる
ミニマリストになると、自分の好きなこと、やりたいことに、とことん集中することができます。
なぜなら、周りの余計なものが目に入らなくなって、目移りすることがなくなるからです。
例えば、受験勉強のときに、良い大学に行きたいと思って一生懸命勉強していても、マンガやゲームの誘惑に負けてしまうことってありましたよね?
本当はめちゃくちゃしたいことがあるのに、ふと目に入ったものに心を奪われてしまうことって、よくわると思うんです。
モノが減ると、自然にその機会というのが減るので、本当に自分の好きなこと、やりたいことが捗ります。
実際、ミニマリストになってからは、とことん好きなコーヒーに打ち込めるようになって、今ではコーヒーでお金が頂けるレベルになりました。
もちろん、そこまで強烈に好きなものがない、という方もいるかもしれませんが、邪魔なものが目に入らないというのは、気持ちが良いですよ。
極端にモノを減らすのは抵抗があると思うので、まずは明らかに要らないモノを捨ててみて、少しすっきりした部屋を体験してみてはいかがでしょうか?
まとめ:ミニマリストは病気やけどなってみたら案外良い生活かも
記事のポイントをまとめます。
1.ミニマリストは病気!?はい、病気です。
2.ミニマリストは病気やけど人間誰しも何かの病気。
3.病気と思われてまでミニマリストになるメリットとは?
こんな感じです。
もちろん、ミニマリストは病気と思っている方全てにとって、ミニマリストの生活が最適だというつもりはありません。
ただ、ミニマリストは病気というのは、ミニマリストの良さを知らないから出てきてしまう言葉なのだ、ということを頭で理解して頂ければなと思います。
もし、ミニマリストを少し知ってみたいという方は、関連記事をご覧ください。
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。