古い豆では美味しい珈琲は淹れられない理由。
6畳1Kのウチカフェからこんにちは!
毎日珈琲を淹れて楽しんでいるKOnnROです^ ^
珈琲は新鮮さが命、とはよく言いますが、なぜなのでしょうか?
今回は、その具体的な理由を解説していきます!
1. 味の劣化によるもの
まず1つ目は単純に味が劣化する、ということです。
野菜は、採れたてがやっぱり美味しいですよね?
珈琲豆も植物ですから、その例外ではありません。
珈琲豆は焙煎してから日が経つにつれて、どんどん酸化していきます。
珈琲が酸っぱくなるのはこのためです。
さらに空気に触れることによって、香りも飛んでいきます。
これに拍車をかけるのが、「豆を挽く」という行為です。
豆を粉にすると、表面積が増え空気により触れるようになり、酸化スピードが早まります。
豆を挽いてしまったら、鮮度を保つことはほぼほぼ不可能と考えてもいいくらいです。
鮮度の落ちた豆は、嫌な酸味や、エグ味を出します。
酸っぱくて珈琲は苦手!
という方は、まずは新鮮な豆を買うようにしてみてください。
2. 抽出のし難さによるもの
珈琲を淹れるコツの1つに「ドームを作る」というものがあります。
しかし、古くなった豆では、そのドームが形成できなくなってしまうんです……。
(参考: Tully’s & Starbucks カフェインレスのお豆比較!! )
豆は時間が経つと、ガスが抜けていってしまいます。
ガスが発生しないので、粉が膨らまず、結果としてドームができないのです。
このように、お湯を注いでも粉に染み込むだけで、全く膨らんできません。
むしろ陥没しています(^^;
こうなるといくらお湯を注いでも、粉は反応してくれず、沈んでいくばかりで目詰まりを起こしてしまいます。
目詰まりを起こすと、抽出するスピードが遅くなるので、エグ味や渋みが出やすくなるのです……!
味が落ちた上に、抽出も難しくなるとあっては、美味しい珈琲を淹れることはできないでしょう。
3. まとめ
ここまで読んでくださった皆さんは、騙されたと思って、一度新鮮な豆を買って挽いて淹れてみてください!
新鮮な豆、というのは具体的には焙煎後MAX2週間くらいまでのものです。
1ヶ月、2ヶ月のものならまだ飲めなくはないですが、半年も経ってしまうともう厳しいです。
ぜひ、鮮度にもこだわって豆を選んでみてください^ ^
では、今回はこの辺で。
じゃあ、またね👋
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。