珈琲豆焙煎における煎り止めのベストタイミング!【スウィートポイント】
自宅で珈琲を焙煎される方「焙煎慣れてきてうまく狙った焙煎度合に出来るようになった!でも、なんかパッとせんなぁ……。もっと美味しくならんの?」
といった方に知って欲しい内容です!
◇本記事の内容
1. 珈琲豆が1番美味しくなる煎り止め時間!【スウィートポイント】
2. スウィートポイントは絶対か?
3. 実際に珈琲屋さんにスウィートポイントで煎り止めしてもらった!
こんにちは!
珈琲好きのこんろです。
私は家で焙煎をしていて、ふと思いました。
「うまいけど、パッとしねえ」
そこで、近所の自家焙煎珈琲屋のマスターにお話をしたところ、ステキなお話が聞けたのでシェアします☺️
この記事が皆さんのコーヒーライフのお役に立てれば幸いです!
1. 珈琲豆が1番美味しくなる煎り止め時間!【スウィートポイント】
ずばり結論からいいます!
珈琲豆を美味しく焙煎するのに大切な概念、それは【スウィートポイント】です!
実は、コーヒー豆の焙煎においては、豆毎に美味しくなるポイントが違うんです。
例えば、ある豆で美味しく焙煎できた煎り止めのタイミングを、他の豆に適用しても美味しくなるとは限らない、ということなんですよね。
それを今日、見知りの自家焙煎珈琲屋のマスターに聞いたところ、豆其々に個性が強く出るポイントがあるんやと教えて頂きました☺️
その豆毎のポイントを”スウィートポイント”といって、焙煎の香りが甘〜くなるんです。
このポイントを狙うと、その豆特有の甘味や酸味の出た美味しい豆が焙煎できる、ということなんですね!
その匂いがどんな感じかというと、「それまでとは違う香りがする」ということなんですが、こればかりは経験値ですね。
言葉で説明できない以上、数をこなして会得するしかないですね🤔
2. スウィートポイントは絶対か?
では、そのスウィートポイントで煎り止めする、というのは絶対なのでしょうか?
もちろんそんなわけありませんよね。
現に、同じ豆でも色んな焙煎度合のものが出回っていますし、今回の自家焙煎珈琲屋さんでも色んな焙煎度合でお出ししています。
もちろん人の好みは様々で、この焙煎度が”1番美味しい”というのは決められませんからね。
苦味が好きな人に、いくらスウィートポイントやからといって浅煎りを勧めてもイマイチに終わるでしょう。
スウィートポイントというのは”豆の個性を1番上手く出るポイント”であって、”美味しい”というより”良い”焙煎に近いというものやと思っておくと良いかもしれませんね!
ただ、ブレンドに使う際の豆の焙煎の場合は、話が変わってきます。
ブレンドに使う場合の豆はベストな状態の豆を合わせるべきなので、”良い”焙煎であった方が間違いなくいいですね。
香り、味、ともに個性がしっかり出ている豆同士を合わせる方が、味も作りやすい。
お店のブレンドの豆の焙煎度が揃っているのはそこに理由があるのかも知れないですね🤔
3. 実際に珈琲屋さんにスウィートポイントで煎り止めしてもらった!
ということで、マスターがその豆が美味しくなるというスウィートポイントで煎り止めしてくれました☺️
焙煎して頂いたのはエチオピアのイルガチェフェ🇪🇹
焙煎度合はミディアムハイローストです。
一ハゼが終わりしばらくしてから火を止めていたので、おそらく記載通りやと思います。
これを家へ帰ってすぐドリップしてみました!
⬇︎これが、その動画になります😊
紅茶のような飲み心地に、舌に乗る仄かな甘味と酸味と口に広がる華やかな香りが、抜群に美味しいです!
煎りたてというのは、味が落ち着いておらず、普通は美味しく淹れるのが難しいんです。
ですが、今回スウィートポイントで煎り止めした豆は、渋みもエグ味もなく、しっかり旨味が出ています☕️
スウィートポイントのタイミングを掴めれば、美味しいコーヒー豆が焙煎できそうですね!
◯まとめ
今回の記事の内容をまとめます。
- 珈琲豆が1番美味しくなる煎り止め時間!【スウィートポイント】
- スウィートポイントは絶対か?
- 実際に珈琲屋さんにスウィートポイントで煎り止めしてもらった!
こんな感じです。
コーヒーの淹れ方のハウツーは、世の中にごろごろと転がっていますが、焙煎はまだまだプロの職人技というイメージが強いです。
このブログでは、色々試して上手くいった焙煎のやり方などを載せています。
よければ、また別の記事も楽しみにして頂けると嬉しいです😊
今回は以上です。
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コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。