コーヒーケトルを急須で代用!?おいしい淹れ方の全行程を紹介!
コーヒーケトル(ドリップポット)を買う前は、急須で代用していた今野です。
今ではドリップケトルを持っているのですが、急須のちょっとした不自由さが、工夫のしがいがあって楽しいんです!
(↑変態。)
ということで、この記事では、コーヒーケトルを急須で代用する際のドリップの行程をまとめてみました。
お家に急須やティーポットがある方は、ぜひ参考にしてコーヒーをドリップしてみてくださいね。
1. コーヒーケトルを急須で代用する際の準備
こちらは普通にペーパードリップで淹れる際とあまり変わりません。
- ドリッパー
- ペーパー
- サーバー
- コーヒーミル
- コーヒー豆
- 急須
ここでの1つ目のポイントは、コーヒーは豆で用意するということです。
できれば普段からそうした方がいいのですが、急須でお湯を注ぐ際は、さらに重要性が増してきます。
その理由としては、粉の状態で保存されたコーヒーは劣化しやすく、エグみが出やすくなっている可能性があるということ。
もう1つ大事な理由があるのですが、それは後ほどご紹介します。
2つ目のポイントは、ドリッパーの形状です。
ドリッパーの形状は湯をさらっと落としやすい、円錐形の1つ穴のものがいいでしょう。
ここでは、Riversさんの「コーヒードリッパー ケイブ リバーシブル」を使っています。
お湯がゆっくり落ちてドリップ時間が長くなると、しっかりした苦味が出てくるのですが、その分渋みやエグみも出やすくなってきます。
お湯の落ちるスピードが比較的速くなる円錐形のドリッパー(例えばハリオV60やコーノ名門)がおすすめですね。
2. コーヒー豆を挽こう
先程も言った通り、コーヒーは豆の状態なので、挽かなければなりません。
ですが、逆にいえば、コーヒーを豆で用意すると挽き方を調整できるということでもあります。
これがコーヒーを豆で用意する2つ目の理由です。
豆は自分で挽いて、中粗挽きくらいの、いつもより粗めの粉にしましょう。
粉を粗くすることで、雑味の少ないスッキリした味わいを出しやすくなります。
また、粉は普段より気持ち多めに用意するといいでしょう。
これもまた、エグみや渋みといった雑味を抑えることにつながります。
コーヒーをおいしく淹れるポイントは、いかに「不味い」と感じる成分をださないか、です。
急須で淹れる際は、とくに雑味が出やすくなるので、気をつけたいですね。
なぜ雑味が出やすくなるのかは、後ほど説明します。
3. ドリッパーとコーヒーサーバーを温めよう
お湯が沸いたら、サーバーにドリッパーをセットします。
そして、ドリッパーにお湯を回し掛けて、ドリッパーとサーバーを温めます。
こうすることで、ドリップの際にコーヒーが冷めてしまうことを避けます。
また、この行程を行うのには、もう1つ大事な理由があります。
それは、「ドリップに使うお湯の温度を下げる」ということです。
一度サーバーに注いだお湯を急須に移すと、それだけで湯温が90℃以下に下がります。
湯温が高いということも、雑味を出す原因になりますので、お湯は適切な温度まで下げてから使いましょう。
4. コーヒーケトルを急須で代用!お湯を注ぐ!
では、ドリッパーにペーパーフィルターをセットして、粉を入れましょう。
ドリッパーを揺らして、粉を均してあげてくださいね。
そしたら、いよいよドリップに入りますよ!
急須で湯を注ぐと、もちろんですが、ドリップケトルと比べて、狙った所に湯が落としにくい&お湯が暴れやすいです。
だから、同じ場所にばかりお湯がかかってしまって過抽出になったり、湯だまりができて粉が泳いだりと雑味が出やすくなるんですね。
そこで意識するコツは、ビビらない!ということです。
「根性論かよ(笑)」と思われるかもしれませんが、重要です。
なぜなら、慎重に注ぎ過ぎると、ちょろちょろと注ぎ口を伝って、急須の底面からお湯がポタポタと垂れる、という事態になりかねないからです。
そうすると、もちろん狙った所にはお湯は落ちてくれません。
思い切って、お湯は出しましょう。
そしたら、後は、普通のハンドドリップの際と気をつけることは同じです。
別記事でご紹介しますので参考にしてください。
5. まとめ
「これ、本当に急須で湯を注いだの!?」というくらいおいしいコーヒーが入れられます。
急須ってすごいですね。
ということで、皆さんも急須でドリップ挑戦してみてください。
きっと急須のポテンシャルにびっくりすると思いますよ!
では、今回はこの辺で。じゃあ、またね。
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。