コーヒーとウイスキーで家飲みをおしゃれに!おすすめレシピを紹介
「コーヒーとウイスキーのカクテルを家で作って飲んでみたい」と思っても、正しい作り方は分からないですよね。コーヒーとウイスキーのカクテルには、作り方によって様々な種類があるため、それぞれ違った味わいを楽しむことができるのです。
この記事では、コーヒーとウイスキーのカクテルの種類や作り方以外にも、おすすめのトッピングやアレンジ方法など、幅広く楽しむ方法について紹介します。見た目も華やかなので、おしゃれな家飲みを演出できますよ。
目次
コーヒーとウイスキーは似ている!主な共通点
コーヒーとウイスキーは、非常に相性が良いというのをご存知でしょうか。コーヒーとウイスキーを組み合わせて飲むというのは、初めて知る人もいるかもしれません。しかし、それぞれ合わせることでお互いの風味がより引き立っておいしくなるのです。
コーヒーとウイスキーの共通点は、以下の3点です。
- 大人な味わい
- 産地によって生まれる個性
- 磨き上げられた製造法
順番に紹介していきますね。
大人な味わい
まず1つ目、コーヒーとウイスキーはどちらも大人の飲み物です。味覚の専門用語では「後天的味覚(アクワイヤード・テイスト)」とも言われますが、初めて食べたときはおいしいと思わないけど、経験を積むと少しずつおいしく感じること。
たとえば、ワサビなどの辛味は子どもの頃は食べれませんが、大人になると好んで食べるようになりますよね。このようにコーヒーとウイスキーには、「大人な味わい」という共通点があります。
産地によって生まれる個性
2つ目は、産地によって個性が違うという点です。コーヒーとウイスキーは、どちらも多くの地域でつくられており、産地によって味が違います。
具体的に言うと、コーヒーではコロンビア・ブラジル・グァテマラ。ウイスキーは、スコッチウイスキー・アイリッシュウイスキー・カナディアンウイスキーなど、産地によって個性が異なり、産地を代表する銘柄があります。
磨き上げられた製造法
3つ目は、卓越した製造技術です。コーヒーとウイスキーには、どちらも「ブレンド」と呼ばれる作業工程が存在します。「ブレンド」は、複数の品種を混ぜ合わせる製造法で、お互いの足りない部分を補い、長所を引き出すことで品質の安定供給ができます。
現在では足りない部分を補うだけではなく、より高品質な味わいや香りを生み出す技術へと進化しています。
コーヒーとウイスキーを混ぜて飲むことのメリット
コーヒーとウイスキーを同時に飲むと、メリットがあるのはご存知でしょうか。メリットは以下の2点です。
- 飲みやすくほろ酔い気分になれる
- 肝臓を守ってくれる
アルコールによるリラックス効果や、コーヒーによる肝機能向上の効果などが挙げられます。コーヒーとウイスキーは混ぜて飲むことで、お互いに補完効果があります。
ただしコーヒーを飲みすぎるとカフェイン中毒になったり、アルコールを飲みすぎると肝臓に負担がかかるので注意が必要です。
メリット2つを順番に説明していきますね。
飲みやすくほろ酔い気分になれる
コーヒーとウイスキーは相性が良いため、非常に飲みやすいです。また、アルコールですから飲むとリラックス効果が高くなるため、ほっと一息つきたいときや気分を良くするためにアルコールを飲む人も多いでしょう。
そのため、ほろ酔い気分を味わいたい人は、コーヒーとウイスキーを同時に飲むのがおすすめです。
肝臓を守ってくれる
コーヒーには、肝機能を守ってくれるクロロゲン酸という成分があります。ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には、強い抗酸化作用があるのです。そのため、アルコールで弱った肝臓をコーヒーを同時に飲むことで守ってくれる役割があります。
コーヒーカクテル【ウイスキー】のおすすめレシピ
それでは、コーヒーカクテルの種類とレシピについてご紹介します。コーヒーカクテルの作り方は非常にカンタンで、ほんの少しコーヒーにウイスキーを垂らすだけで、おいしいカクテルが自宅でも作れますよ。
ただし、カクテルの種類によってはウイスキーの品種が限定されています。そのため、本記事を参考にしながらウイスキーを選定してください。
アイリッシュコーヒー
アイリッシュウイスキーは、コーヒーのほろ苦さとウイスキーの芳醇な香りが絶妙なカクテルです。また、生クリームを使用しているので甘くて飲みやすいのが特徴。
材料 | 分量の目安 |
アイリッシュウイスキー | 30ml |
砂糖 | ティースプーン1杯 |
ホットコーヒー | 適量 |
生クリーム | 適量 |
レシピ
- コーヒーカップに砂糖を入れる
- 7分目くらいまでホットコーヒーを注ぎ、砂糖を溶かす
- ウイスキーを入れる
- ホイップした生クリームを乗せる
アイスアイリッシュコーヒー
アイスアイリッシュコーヒーは、ホットよりもキリッとした味わいが特徴があります。ウイスキーはアイスにすると、アルコール感が弱まる傾向にあるからです。氷を入れる場合は、コーヒーを少し濃い目にしましょう。
材料 | 分量の目安 |
アイリッシュウイスキー | 30ml |
ガムシロップ | 1個 |
アイスコーヒー | 適量 |
生クリーム | 適量 |
レシピ
- グラスにガムシロップとアイスコーヒーを入れる
- コーヒーの上からウイスキーを注ぐ
- ホイップした生クリームを乗せる
ゲーリックコーヒー
ゲーリックコーヒーとは、スコッチウイスキーを使用したカクテルです。アイリッシュコーヒーと比較すると、ややクセを感じる味わいがあります。
材料 | 分量の目安 |
スコッチウイスキー | 30ml |
砂糖 | ティースプーン1杯 |
ホットコーヒー | 適量 |
生クリーム | 適量 |
レシピ
- コーヒーカップに砂糖を入れる
- 7分目くらいまでホットコーヒーを注ぎ、砂糖を溶かす
- ウイスキーを入れる
- ホイップした生クリームを乗せる
ケンタッキーコーヒー
ケンタッキーコーヒーは、バーボンウイスキーを使用したカクテルです。アイリッシュコーヒーと比べれば、バーボンはバニラのような香りと甘みがあります。また、先にバーボンをコーヒーカップに注ぐため、アイリッシュコーヒーやゲーリックコーヒーとの違いもあります。
材料 | 分量の目安 |
バーボンウイスキー | 30ml |
クリームリキュール | 30ml |
ヘーゼルナッツシロップ | 少量 |
砂糖 | ティースプーン1杯 |
ホットコーヒー | 適量 |
生クリーム | 適量 |
レシピ
- コーヒーカップにバーボンを入れる
- ホットコーヒーと砂糖を入れる
- ホイップした生クリームをほんの少し乗せる
カフェ・サンフランシスコ
カフェ・サンフランシスコは、アイリッシュ・ミストを使用しています。アイリッシュ・ミストとは、アイリッシュウイスキーをベースにしたアイルランドのリキュールです。ヒースやクローバーなどから集めたハチミツやハーブエキスを配合しているため、爽やかな香ばしさが特徴にあります。
材料 | 分量の目安 |
アイリッシュウイスキー | 10ml |
アイリッシュ・ミスト | 10ml |
深煎りコーヒー | 150ml |
ザラメ | 適量 |
生クリーム | 適量 |
レシピ
- コーヒーカップにザラメを入れる
- アイリッシュウイスキーとアイリッシュ・ミストを注ぐ
- 深煎りコーヒーを注ぐ
- ホイップした生クリームを乗せる
カフェ・コレット
カフェ・コレットはイタリア発祥のカクテルで、好みが分かれる飲み物です。エスプレッソや深煎りコーヒーを使用しているため、アイリッシュコーヒーのように甘くありません。そのため、コーヒー本来のコクや苦味を感じるカクテルです。
材料 | 分量の目安 |
ウイスキー | 20ml |
エスプレッソもしくは深煎りコーヒー | 100ml |
生クリーム | 20ml |
レシピ
- コーヒカップにコーヒーを注ぐ
- コーヒーの上からウイスキーを入れる
- ホイップした生クリームを乗せる
コーヒーカクテル【ウイスキー】のおすすめアレンジ
ここまでは、コーヒーカクテルの基本的な種類とレシピについてお伝えしました。コーヒーカクテルは、そのままでも十分においしいのですが、自分好みにアレンジするのもおすすめです。
コーヒーカクテルのアレンジは人それぞれですが、代表的な3つの方法を紹介します。あなた好みのコーヒーカクテルをぜひ作ってくださいね。
コーヒーとウイスキーの比率を変えてみる
まずはコーヒーとウイスキーの比率を変えてみましょう。たとえば、レシピよりもコーヒーの割合を多くすれば、苦味が増して大人な味わいに変化します。また、ほんの少しウイスキーを足せば、アルコールが多めのカクテルに変わります。
ただし、あまりアルコールを多くしすぎると、ウイスキーの過剰摂取になるため注意してください。
トッピングを加える
コーヒーカクテルにトッピングとして、下記のようなものがあります。
- シナモン
- ナツメグ
- シトラス
- バニラエッセンス
- チョコレート
- キャラメルシロップ
- アイスクリーム
香辛料やスイーツを少し加えると、豊かな香りが引き立ちます。また、デザート感覚で楽しみたいという方にも最適です。気分にあわせてトッピングを試してみてくださいね。
生クリームをミルクに変える
アイリッシュコーヒーでは生クリームを乗せますが、生クリームをミルクに変えるという方法もあります。「カルーアミルク」や「カシスミルク」などのカクテルもありますが、じつはウイスキーとミルクの相性はよいのです。
コーヒーカクテル【ウイスキー】を飲む際の注意点
コーヒーとウイスキーは相性が良いため、非常に飲みやすいのですがデメリットもあるため注意してください。アルコールの摂取量に気をつければ問題ありませんが、飲みすぎると体に悪影響を与える場合もあります。
コーヒーカクテルのメリットとデメリットの両方を理解して、無理のない飲み方を心がけるように注意しましょう。
飲みすぎないようにする
コーヒーカクテルは飲みすぎないように注意しましょう。なぜなら、アルコール成分により眠気に襲われますが、同時にコーヒーの作用によって眠気も覚めてしまうからです。そのため、深酒になり、飲みすぎてしまいやすいのです。
気持ち悪くなったり、眠くなるのは体がアルコールを拒否しているサインです。そのような症状が出る前に飲みすぎないよう気をつけましょう。
代謝次第で中毒になる可能性が高まる
アルコールとカフェインはどちらも過剰摂取すると、中毒を引き起こす可能性があります。普段は問題がなくても、体調が悪くて代謝が落ちているときは注意が必要です。頭痛や吐き気といった中毒を引き起こす場合もあるため、適量を守って飲んでください。
コーヒーとウイスキーで夜のひと時を楽しもう
コーヒーとウイスキーは、とても相性の良い飲み物です。そのため、コーヒーカクテルの種類も非常に多く、アレンジ方法も多数あります。コーヒーとウイスキーのカクテルは飲みやすいし見た目も美しいので、ぜひ本記事で紹介したレシピを参考にしてくださいね。
アレンジしたコーヒーカクテルを作るためには、自分好みのコーヒーとウイスキーの種類を知る必要があります。本サイトでは、おすすめのコーヒーやブランデーについても紹介しているので、よろしければ下記も見てくださいね。