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Tully’s & Starbucks カフェインレスのお豆比較!!

6畳1Kのウチカフェからこんにちは!

夜珈琲はカフェインレスに限るKOnnROです^ ^

世間ではカフェインレス珈琲の需要が増えており、また、アメリカなんかではもはやカフェインレスが主流だという話も聞きます。

そこで今回は超有名カフェ Tully’s さんと Starbucks さんのカフェインレスのお豆を比較していきたいと思います!

おうちで珈琲を淹れられる方、必見です!

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1. はじめに

両者を比較する前に、断っておきたいことがあります。

まず、ここで用意したお豆はお店に置かれていた数あるうちの一つであり、お店の豆全てに必ずしも共通ではないということ!

また、Tully’s さんや Starbucks さん大手のお店は、個人経営の自家焙煎珈琲店などと比べれば、当然鮮度では劣ります。

個人店には個人店の、大手には大手の良いところがある、という視点を持って見ていただければ幸いです^ ^

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2. 両者入場!

では、早速今回比べるお豆さんに登場していただきましょう!

まずこちらが、Starbucks さんの「デカフェハウスブレンド」です。

芳ばしそうなパッケージをしています。

続きましてこちらは、Tully’s さんの「カフェインレスエチオピアモカ」です。

パッケージは爽やかです。

では、ここまでで分かる情報を比較してみましょう!

まずは、量と値段ですね。

量は多く、値段は低い方が当然良いですよね。笑

◯Starbucks

250g 1340円(税込)

◯Tully’s

200g 1280円(税込)

これは、圧倒的な差が出てしまいました……!

価格に関してはほぼ横並び、量が Starbucks さんの方がかなり多めですね♪

次に味に関する大事な情報、賞味期限を比べてみましょう!

本当は焙煎日を比べると良いのですが、いかんせん焙煎日の記載がありませんので。

(ちなみに、Tully’s さんのお豆の賞味期限は、焙煎日から丁度一年後に設定されているので、焙煎日を特定できます♪)

両者の賞味期限は以下の通りです!

◯Starbucks

2019年5月12日

◯Tully’s

2018年11月13日 (2018年12月上旬購入)

これらの記載から推測するに、Tully’s さんの方が鮮度は高いということが言えそうです^ ^

(参考: Tully’sさんの珈琲豆はとても新鮮!?店員さんに聞きました!!

これまでのところ、互角の戦いといったところでしょうか。

さすが良い戦いをします、このお二方。

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3. お豆、開封!

さあさあ、袋を開けていきますよ!

ご開帳〜。

黒っぽくて、テッカテカですね。

なんだか小豆みたい(G と言わなかっただけ許してもらいたい笑)。

これは、なかなか深い焙煎度なのではないでしょうか。

公式にはミディアムローストとありますが、私が見た感じでは一般的なフルシティを少し過ぎたくらいではないかと思います。

気になったのは、割れ豆や欠点豆が多く含まれていることですね。

Starbucks のお豆は基本的に海外焙煎なので、輸送の際に割れたのか、大量生産のために細かいところまで見られないのか。

理由は定かではありませんが、事実として書いておかねばならないでしょう。

続いて Tully’s さん。

Starbucks さんのお豆と比べると、豆面はかなり綺麗で、割れ豆はほとんど見られません!

これも比較的深めの焙煎ですね。

Starbucks さんと比べるとやや浅いかといった感じで、光沢もあまり見られません。

シティ〜フルシティくらいでしょうかね。

豆の特徴もありますし、一概にどの焙煎度が良いということは言えませんから、焙煎度に関しての勝敗は、皆さんの好みに任せたいと思います♪

なので、私個人の感想と思って聞いてもらいたいのですが。

一般に焙煎が深くなればなるほど、酸味や甘みが減って苦味が主になってきます。

ということは、より深い焙煎度で違う豆を比べるほど、豆本来の特徴の差が縮まる傾向があると思うんですね。

よく言えば角の立たない味、悪く言えばありきたりな味です。

なので私は、深過ぎない適度な焙煎度のお豆の方が好みですね♪

皆さんはいかがでしょうか?

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4. いよいよ抽出!

待ちに待った抽出のお時間です^ ^

まず、蒸らしをしましょう。

蒸らす前と蒸らした後の粉の様子がこちら。

まずは、Starbucks さん。

うーん……。

これは鮮度の影響がモロに出てしまいましたかね。

全く膨らみません。

若干凹んでさえいます。

人間もお豆も、老化には逆らえません。

おや?これは!!

少し膨らんでいる!!

もちろん、焙煎したての豆には敵いませんが、膨らんでいますし、中から珈琲のガスがぷくぷくと出てきました!!

さぁ、俄然楽しみになってきました。

抽出いきましょう!

こちらは Starbucks さん。

思ったよりも悪くない!!

……と思っていたのもつかの間。

滑り出しは良かったのですが、2投目から目詰まりを起こしスピードダウン。

写真では分からないですが、かなりの時間上の写真の状態が続きました。

長くお湯が留まれば留まるほど、味が濃く、しっかりがっつりした珈琲になります。

しかし、あまりにそれが長過ぎると渋みエグ味の原因となってしまうのです。

いつも珈琲を淹れるときと同じ粗さで挽いたのですがね……。

Tully’s さんの方も抽出開始!

こちらも Starbucks さんのときほどではありませんが、若干目詰まりを起こしてしまいました。

粉があまり膨らまないのが原因ですね。

それでも Starbucks さんのものよりは膨らみましたけど。

抽出時間はいつもの1.5倍くらいはかかったでしょうか。

円錐形のドリッパーですからね〜

さらっと落ちるはずなのですが。

まあ、いつも使っている豆が、自家焙煎したものなので、新鮮過ぎるということもあると思います。笑笑

とりあえず、この2者だけで比べると、Tully’s さんの方が目詰まりはし難い!

という結果になりました。

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5. お豆に感謝して頂きます🙏

さて、珈琲が入りました。

大事な大事なお味について見ていきましょう。

最終的には味ですからね。

新鮮だろうが、膨らもうが、味が悪ければ全てはパーです。

野球の試合でいくらヒットを打っても、点を取らなければ意味がありません。

とはいえ、味には好みというものがありますから、ここでは基本的なことを言うに留めます。

つまり、悪い味が出ているかどうか、です。

悪い味、というのは刺すような酸味、渋み、エグ味などのことです。

まずは Starbucks さん。

これは、はっきり申し上げてしまうと、劣化による酸味が出てしまっていました。

特に冷めると顕著に現れますね。

ただ、お豆が深煎りであること、ブレンドであること、により苦味中心のクセのない味わいになっているので、淹れたてではさほど酸味は気になりません♪

器具やカップを予め温めておくと、より美味しく頂けるでしょうね^ ^

Tully’s さんの方は、これといって目立った雑味は感じませんでした。

気になるのは、少しピリッとした渋みがあること、エチオピアにしては苦く入ってしまうなぁということでしょうか。

酸味の美味しいエチオピアですから、その特徴が邪魔されてしまうのはもったいないところ。

そこで、微粉セパレーター(←別記事参照)で微粉を取り除いて、再度入れ直したところ、苦味がマイルドになりスッキリした味わいに!!

エチオピアの果実感のある酸味がよく感じられましたよ^ ^

両者とも何かしらの工夫をすれば、美味しく頂けるということが分かりました♪

6. まとめ

いかがでしたでしょうか?

大手のメーカーさんのお豆は、鮮度が低いのはある意味仕方のないところ。

そういう悪いところは、淹れ方でカバーすれば、ある程度美味しく頂けます。

それよりも、Tully’s さん、Starbucks さんの良いところは、日本全国津々浦々同じ商品を扱っているところ。

入手のしやすさ、再現度の高さ、価格のお手頃さ、この辺りは個人のお店ではなかなか真似できません。

珈琲の味に拘るのは当然ですが、珈琲好きなら味だけではなく、他の色々な側面にも良さを認めたいところですね♪

以上、皆さんの珈琲豆選びの参考になれば非常に嬉しいです😊

では、今回はこの辺で。

じゃあ、またね👋

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