そつのない珈琲を淹れるには円錐形ドリッパーがオススメな理由。
6畳1Kのウチカフェからこんにちは!
ドリッパー収集が趣味になってしまっているKOnnROです。笑
今回は、そつのない珈琲を淹れる、というところに着目してみました。
珈琲入門者が必ず通る「雑味が出てしまう」という門を、出来るだけ簡単にクリアするために、私は円錐形のドリッパーを推しております。
まずは、ここでいうことを理解して頂いて、その上で扇形なりウェーブなりに挑戦してみてください。
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1. 円錐形をとにかく推したい
円錐形をとにかく推したい!
というのも、いきなり扇形なりウェーブなり、はたまたネルだったりに挑戦するのも確かに悪くはないです。
でも、出来るだけ美味しい珈琲を淹れたい!
という方には、まずは円錐形をオススメします。
円錐形を経ずに、その他のドリッパーに挑戦するのは、いわば算数で足し算を習わずに掛け算を先に覚えてしまうようなものです。
皆さんも、小学校で掛け算を習う時に、最初は2×3を2+2+2と考えたのではないでしょうか?
そうなのです。
円錐形でのドリップは、美味しいドリップの原理を知るようなものなのです。
何だか上手く騙されたような気分になっている方もいるかもしれません。笑
ここは一旦、騙されたと思って、先を急ぎましょう。
2. 台形という形はドリップが難しい
円錐形ドリッパーというのは、もちろん円錐の形で、それが逆さまになったような形状をしています。
何を当たり前のことを。
と思われるかもしれませんが、それが非常に重要なのです。
では、それを理解してもらうために、扇形ドリッパーが何故ドリップが難しいのか説明します。
扇形ドリッパーは、台形ドリッパーとも呼ばれるように、台形の底辺が短いものの形をしています。
上から見ても、ほぼ長方形をしており、極端に言えばその立体は直方体です。
そこに粉を淹れ、円を描くようにお湯を注いでいきます。
想像してみてくださいね。
粉にお湯が浸透して、ドリッパーから落ちていく様子を。
お湯が多くかかる部分と、ほとんどかからない部分があるのが分かりますか?
そうなんです。
お湯が多くかかり過ぎてしまう部分は、過抽出を起こしてしまい、苦く・渋くなり易いのです。
さらに、穴が小さいこともあって、お湯がたまり易いので、これもまた過抽出の原因となりますね。
3. 円錐形という形がドリップし易さの鍵
台形でのドリップの難しさを理解して頂きました。
それでは、本題に入ります。
円錐形ドリッパーに粉を入れ、円を描きながら湯を注いでいく様子を想像しでください。
これは基本中の基本ですが(別記事で扱っています)、中心には多めに、周辺には少なめに注いでくださいね。
するとどうでしょう。
全ての粉に均等にお湯がかかるのが分かりますか?
そうなんです。
円錐形ドリッパーでドリップすると、粉全体を上手く使える可能性が高いのです。
また、円錐形ドリッパーは穴が大きめなので、薄くはなっても過抽出になることは比較的少ないです。
あとは粉を暴れさせない、端に注ぎ過ぎない、というドリップする腕も関わってきますが、まずは【粉全体を上手く使う】ということを意識できれば、一歩前進ですね。
4. オススメの円錐形ドリッパー
では、その上で円錐形の中でも特にオススメのドリッパーを紹介しましょう。
・KEY COFFEE クリスタルドリッパー
円錐形のドリッパーで、リブは珍しいダイヤモンドカット。
特徴的なリブが湯の落ちる速さを適切にコントロールしてくれるので、雑に淹れてもそこそこの珈琲が抽出できます!
初心者にオススメのドリッパーです^ ^
Amazon KEY COFFEE クリスタルドリッパー
楽天 キーコーヒー/Noi クリスタルドリッパー
・KONOドリップ名人
KONOのドリッパーは、ある程度こちらの注ぎ方で抽出スピードをコントロールできます。
他社のドリッパーに比べて、玄人向けやと言われていますね。
ある程度ドリップに慣れてきて、もっと拘りたい!という方にオススメしたいドリッパーです^ ^
Amazon KONO ドリップ名人
楽天 KONO ドリップ名人4人用 クリア TF-40 円錐型コーヒードリッパー
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?
簡単な説明ではありましたが、今扇形ドリッパーを使っていて、味が濃過ぎたり、苦過ぎたり、渋み・エグ味が出てしまったりしている方は、一度円錐形ドリッパーを試されてみるといいですよ。
円錐形がオススメ、ということだけでなく、他のドリッパーを使ってみると新たな発見があるものですからね。
それでは、今回はこの辺で。
じゃあ、またね👋
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。