ブランデーコーヒーって知ってる?有名なメニューやおすすめをご紹介
「ブランデーコーヒーって聞いたことはあるけれど、実際にお酒とコーヒーの相性はいいの」本当にブランデーコーヒーがおいしいのか気になりますよね。
ブランデーとは果実が主原料の蒸留酒であり、風味豊かなコーヒーとは相性抜群なんです。実際、コーヒーにお酒を入れる飲み方は世界的に親しまれています。
この記事では、前半にブランデーコーヒーとはどのような飲み物か、有名なコーヒーメニュー、家庭で簡単に作れるレシピについて。後半ではブランデー以外で、コーヒーと相性のよいお酒の組み合わせについて紹介します。
ブランデーコーヒーを知れば、コーヒーとお酒の奥深さをあらためて実感できますよ。
目次
ブランデーコーヒーとは?この名前分かる?
ブランデーコーヒーとは、コーヒーのなかにブランデーを入れてアレンジした飲み物です。ブランデーは果実酒を使用した蒸留酒でアルコール度数は高めですが、ほんの少し入れるだけで大人の味わいになります。
果実酒の甘い香りがコーヒーとマッチしているため、男性だけではなく女性にも好まれているので、ぜひ味わってください。
ブランデーコーヒーのなかで代表的なのは、「カフェ・ロワイヤル」という飲み方です。もしかすると「名前くらいは聞いたことがある」という方もいるのではないでしょうか。「カフェ・ロワイヤル」については、のちほど詳しく説明させていただきますね。
有名なブランデーコーヒーのメニューを披露
ブランデーコーヒーのようにちょっぴり大人なアレンジコーヒーは、様々なメニューがあるのをご存知でしょうか。この記事では、もっとも代表的なブランデーコーヒー3選を以下にまとめました。
- カフェ・ロワイヤル
- リューデスハイマー・カフェ
- カフェアレキサンダー
上記の3つはブランデーコーヒーの基本なので、ぜひ覚えておいてください。
燃える角砂糖が香る「カフェ・ロワイヤル」
ブランデーコーヒーでもっとも有名なのが「カフェ・ロワイヤル」です。「カフェ・ロワイヤル」は、直接コーヒーにブランデーを入れるわけではありません。「カフェ・ロワイヤル」は角砂糖にブランデーを染み込ませ、火をつけたままコーヒーに入れる飲み方です。
ブランデーが染み込んだ角砂糖は青白い炎を放つため、幻想的でちょっぴり大人な演出を楽しむことができます。
こちらも有名「リューデスハイマー・カフェ」
「リューデスハイマー・カフェ」はカフェ・ロワイヤルに少し似たメニューです。まずは、温めたカップに角砂糖数個とブランデーを入れます。カップに火をつけて、しばらく燃やしたあと、ホットコーヒーを注ぎましょう。
最後にホイップクリームを添えれば完成です。お好みで削ったチョコレートを乗せると、スイーツのような味わいになります。
クリームがそそる「カフェアレキサンダー」
「カフェアレキサンダー」はカカオリキュールとブランデー、2種類のアルコールを使用したブランデーコーヒーです。作り方は、カカオリキュールとブランデーをカップに入れて、しっかりと混ぜます。次にコーヒーを注いで生クリームを乗せれば完成です。
今まで紹介したブランデーコーヒーはホットコーヒーを使いますが、こちらの「カフェアレキサンダー」はアイスコーヒーでも飲むことができます。また、カカオリキュールを使えば女性も飲みやすいためおすすめです。
ブランデーコーヒーにおすすめなコーヒー2選
ブランデーコーヒーの作り方について紹介しましたが、実際に飲んでみたくなりますよね。そこで、ブランデーコーヒーに最適な「コーヒー」を2つ紹介します。
- 土居珈琲 グアテマラ
- カルディ イタリアンロースト
初心者にもおすすめできるコーヒーなので、ぜひお試しください。
優しい甘さの「土居珈琲 グアテマラ」
「土居珈琲 グアテマラ」は、やさしい甘さと香りが特徴のコーヒーです。土居珈琲は1971年に土居博司氏が創業したコーヒー会社で、40年以上の焙煎経験をもつ土居氏の技術を継承しています。
土居珈琲は酸味が少なくて、ブランデーコーヒーと非常に相性がよいので初心者におすすめです。
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みんな大好き「カルディ イタリアンロースト」
「コーヒーを豆から挽いて淹れるのは面倒」という方には、「カルディ イタリアンロースト」がおすすめです。「カルディ イタリアンロースト」はドリップコーヒーのため、お湯を注ぐだけで本格的な香りを味わえます。
ブランデーとも相性が良く、濃いコーヒーを味わいたい方はお試しください。
出典:【焙煎珈琲】イタリアンロースト/200g |カルディコーヒーファーム オンラインストア
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ブランデーコーヒーにおすすめなブランデー2選
先ほどは、ブランデーコーヒーに合うコーヒーについてお話しましたが、つぎはおすすめのブランデーについて解説します。
ブランデーには多くの種類があるため、初心者は迷ってしまうはずです。そこで、お酒に詳しくない方でも分かるように2つのブランデーを厳選しました。それぞれ、メジャーなウイスキーとお手軽なウイスキーを紹介するので参考にしてください。
ナポレオンも愛した「クルボアジェ XO」
「クルボアジェ XO」はナポレオンが愛したコニャックです。コニャックとは、フランスのコニャック地方で生産されたブランデーで、原材料、土壌、製法など厳しい規定をクリアしたものだけをコニャックと呼びます。
「クルボアジェ XO」はパリのワイン商エマニュエル・クルボアジェが1805年に創業し、皇帝ナポレオン1世に自社コニャックを献上しました。その味を好んだナポレオン1世はクルボアジェ酒庫まで足を運んだとされています。
1869年には、ナポレオン3世ご用達のお酒にも選ばれており、2人のナポレオンから愛飲されました。「クルボアジェ XO」は、カフェ・ロワイヤルに最適なブランデーです。
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お買い得な「シュバリエ・アポロン ナポレオン フレンチ・ブランデー」
「ブランデーは高すぎて手が出ない…」という方には、「シュバリエ・アポロン ナポレオン フレンチ・ブランデー」がおすすめです。
「シュバリエ・アポロン ナポレオン フレンチ・ブランデー」は、お手軽な価格が魅力のブランデーで甘い香りとまろやかな風味が特徴。
初めてブランデーを試す方にも飲みやすいため、ブランデーコーヒーともマッチしています。
出典:シュバリエ・アポロン ナポレオン フレンチ・ブランデー [ ブランデー 700ml ]|Amazon
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ブランデー以外のコーヒーにマッチするお酒たち
ブランデーの他にも、コーヒーと組み合わせるお酒は世界中にたくさんあります。それぞれの地域によって、使用するお酒やトッピングの特色が異なるので面白いですね。
たとえば、ワインもコーヒーとマッチする意外なお酒のひとつです。ここではコーヒーカクテルのメニューとレシピについても紹介します。
ウイスキーより「アイリッシュ・コーヒー」
アイリッシュウイスキーはアイリッシュ・ウイスキーを使用しており、コーヒーのほろ苦さとウイスキーの芳醇な香りが絶妙なカクテルです。また生クリームを添えるため、甘くて飲みやすく女性にもおすすめできるコーヒーだと言えます。
材料 | 分量の目安 |
アイリッシュウイスキー | 20cc |
深煎りコーヒー | 150cc |
白ザラメ | 15g |
ホイップクリームまたは生クリーム | 20cc |
- ホットコーヒーを淹れる
- グラスを温めて白ザラメ・アイリッシュウイスキー・コーヒーを入れる
- ホイップした生クリームを乗せる
ワインより「ボブ・モーゼス・コーヒー・ワイン」
ボブ・モーゼス・コーヒー・ワインは赤ワインを使用します。他の飲み物とは、少し異なる作り方が特徴です。
材料 | 分量の目安 |
深煎りのコーヒー豆 | 15g |
赤ワイン | 50cc |
水 | 200cc |
ザラメ | 15g |
アーモンド | 10粒 |
レシピ
- すべての材料をビンに入れる
- ビンを冷蔵庫の中に入れて一昼夜寝かせる
- あとはカップに注いで、その都度温める
リキュールより「カフェ・ア・ラ・ジュ・セ」
カフェ・ア・ラ・ジュ・セは、コアントローというリキュールを使用したお酒です。コアントローとは、オレンジの皮を蒸留酒につけるとできます。オレンジの香りとまろやかな甘さが特徴です。
材料 | 分量の目安 |
深煎りのコーヒー | 80cc |
コアントロー | 20cc |
ホイップクリーム | 20cc |
オレンジの皮 | 少量 |
レシピ
- カップにコアントローを入れる
- コーヒーを注ぐ
- ホイップクリームとオレンジの皮を乗せる
ウォッカより「サロン・アインシュペンナー」
サロン・アインシュペンナーとは、濃い目のコーヒーにウォッカと生クリームを乗せたカクテルです。生クリームが多めなので、デザート感覚で楽しめるカクテルです。
材料 | 分量の目安 |
深煎りのコーヒー | 80cc |
ウォッカ | 15cc |
グラニュー糖 | 15g |
ホイップクリーム | 20cc |
ココアパウダー | 少量 |
レシピ
- カップにコーヒーを注ぐ
- ウォッカとグラニュー糖を入れて混ぜる
- ホイップクリームを乗せて、ココアパウダーを振りかける
ラムより「コーヒー・グロッグ」
コーヒー・グロッグは、ラム酒を使用したコーヒーカクテルです。ラムのコーヒー割りとして、北欧を中心に愛されている飲み物です。
材料 | 分量の目安 |
深煎りのコーヒー | 150cc |
ラム酒 | 20cc |
グラニュー糖 | 10g |
バター | 10g |
レシピ
- グラスにラム酒とグラニュー糖を入れる
- コーヒーを注ぐ
- バターを浮かせる
ブランデーコーヒーが飲める場所って?
ブランデーコーヒーは、ご家庭で作る以外に飲めるお店があるのか気になりますよね。通常、ブランデーコーヒーが飲めるのは夜のバー、昼はカフェを経営しているというお店が取り扱っている場合が多いでしょう。なぜなら、通常のカフェではお酒を取り扱っていない可能性が高いからです。
上記のようなお店を見かけたら、店員さんに昼のコーヒーメニューを聞いて確認してみましょう。
アルコールなので飲みすぎには注意!
ブランデーコーヒーはコーヒーではなく、あくまでアルコール飲料です。そのため、飲み過ぎには注意が必要です。
日本人はアルコールに弱い体質の方が多いので、飲みすぎると中毒や体調を崩す場合もあります。体に悪影響を与える場合があるため、アルコールが弱いという自覚のある方は、加減しながら飲むようにしてください。
ブランデーコーヒーで新しい発見を!
ブランデーコーヒーは、世界中で古くから愛されてきた飲み物です。ブランデーをほんの少し入れるだけで大人の味わいになるのでおすすめです。また、ブランデー以外にもウイスキー、ワイン、リキュール、ウオッカ、ラムなどコーヒーとマッチするお酒はたくさんあります。
これを機会にぜひ、コーヒーとお酒の良さを知ってください。あなたもきっと、ブランデーコーヒーにハマってしまいますよ。
下記の記事では、コーヒーとウイスキーのカクテルを紹介しています。コーヒーとお酒のカクテルをさらに楽しみたい人は参考にしてくださいね。