【初心者必見】失敗しない登山コーヒー道具の選び方とは?
山登りに誘われ山頂でコーヒー飲んだら、おいしかった。山で飲むコーヒーは、普段のコーヒーとこんなに違うのか。自分も山頂で雄大な景色を見ながらおいしいコーヒーを飲んでみたい。
そう思っても山でのコーヒーは、家とは違う準備が必要なのかなと悩んでいませんか。
この記事では、登山でのコーヒーの楽しみ方や家で淹れるときとは違う登山向けのコーヒー道具を紹介します。
あなたも自分のコーヒースタイル、登山スタイルに合った道具選びの参考にしてみてくださいね。
目次
山でコーヒーを楽しむために大切なことは?
山でのコーヒー。登山好きの人には、これを目的にしている人もいます。けれど飲み方はインスタント、ドリップバッグ、ミル挽きとそれぞれです。
大切なのはどんなスタイルで飲みたいかです。手軽にでもおいしいコーヒーが飲みたい、山頂での時間を楽しみたい。
それにより必要な道具も変わってきますので、山頂であわてないように事前の準備が大切です。
山でコーヒーを楽しむために大切なことを1つずつ見ていきましょう。
どんな方法でコーヒーを飲むか決める
山で飲むコーヒーはどんな淹れ方のコーヒーでもおいしく感じます。あなたも山の空気が美味しいと感じたことはありませんか。その感覚と同じです。普段ドリップコーヒーを飲んでいても、山で飲むインスタントコーヒーはおいしいと感じるはずです。
そのため初めて山コーヒーをする人なら手軽にインスタント、数回行ったことがある人ならじっくりドリップをおすすめします。
私はそのときの気分で楽な登山でインスタントのときもあれば、ハードな行程でもあえてドリップコーヒーを楽しむこともあります。
大切なのはコーヒーを楽しく飲むことです。
必要な道具をそろえる
楽しく飲むとはいってもそこは山の中、家とは違う環境です。安全に登山をすることを前提にした道具があります。
家で使っている道具を持ち込んでこだわりの一杯を淹れてもいいですが、どうせなら山用の雰囲気のある道具で淹れたいですね。
手軽に楽しむならインスタントコーヒーがおすすめ
雰囲気のある道具で、とは言ったもののやはり登山初心者がコーヒーを楽しむならインスタントコーヒーがおすすめです。荷物が少なくて済み、疲れていても簡単に飲めるからです。
登山で飲むコーヒーはインスタントでも格別なおいしさです。登山上級者、コーヒー上級者でも登山でインスタントを飲んでみてください。いつもと違う味にきっと気付くはずです。
おすすめのインスタントコーヒー
登山で飲むと普段のインスタントでもおいしく感じるから不思議です。でもどうせならおいしいインスタントを楽しみたいですよね。
おいしいインスタントコーヒーで気軽に山頂でのコーヒーを楽しみたい人には下記のコーヒーがおすすめです。登山初心者でも気軽においしいコーヒーを楽しめますよ。
独自の製法「コールドブリューワー」でいままでのインスタントとは一味違う香りを楽しめます。
また、味の違いは飲み終わったあとにカップに残るクレッセント(三日月)。これが淹れたての味の証拠です。
香りの違いは登山から帰ってからの一杯にもおすすめです。
出典:ネスレ|商品情報
ネスレ ネスカフェ ゴールドブレンド 120g瓶 1本 | |
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非日常の登山に来たからには、おいしいインスタントを飲んでみたい。そんな想いに応えるのがこのちょっと贅沢な珈琲店 です。
深いコクと澄んだ後味は、登山のすがすがしい風をさらに豊かに演出してくれます。
「ちょっと贅沢な珈琲店Ⓡ」 スペシャル・ブレンド | AGF
AGF マキシム ちょっと贅沢な珈琲店 インスタントコーヒー スペシャルブレンド 瓶 ( 80g ) | |
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山頂に着くころには初心者もベテランもヘトヘトです。それは山の難易度に関わらず。ヘトヘトなときに欲しいのが甘い飲みもの。それが香り高いコーヒーならさらに嬉しいですよね。
エクセラ ふわらてならカップに入れてお湯を注ぐだけで甘くておいしいラテを楽しめます。疲れたときに温かくて甘いものを口にすると体力も回復し、心も落ち着きます。
心の落ち着きは冷静な判断も出来るようになり、安全な登山をすることに繋がります。
出典:ネスレ|商品情報
ネスレ ネスカフェ エクセラ ふわラテ | |
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ちょっぴり本格的なドリップバッグ
登山や登山でのコーヒーに慣れ、そろそろインスタントからステップアップしたい。でも登山でのミル挽きはまだちょっと勇気がでない。
そこで登山コーヒーの次のステップとしてドリップバッグを紹介します。
ドリップバッグは、インスタントのような手軽さでミル挽きの美味しさを味わえるので、登山コーヒーにはうってつけのスタイルと言えます。
ドリップバッグは荷物が少なくて済むので、登山初心者にも嬉しいですね。下記ではそんな初心者におすすめのドリップバッグを紹介します。
山頂で香り高いドリップコーヒーを嗅ぐ、それが手軽で手軽で、素敵ですね。
こちらの商品はスペシャルブレンド、モカブレンド、キリマンジャロブレンドのアソートになっています。アソートなので気分にあわせて、登っているときの休憩や山頂で、または下山してからの一杯にどうぞ。
出典:「ちょっと贅沢な珈琲店Ⓡ」レギュラー・コーヒー ドリップパック アソート40袋 | AGF
味の素AGF ちょっと贅沢な珈琲店 レギュラーコーヒー ドリップパック アソート 7g 1箱(40袋) | |
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酸味を抑えたキリマンジャロブレンドです。ミルクとの相性もいいので登山にミルクポーションを持ち込んでもいいですね。
アソートではないので、すでにキリマンジャロの味を理解して山で気軽に飲みたいという人や、生豆で買う前にお試しをしてみたい人にピッタリです。
出典:「ブレンディⓇ」 レギュラー・コーヒー ドリップパック キリマンジャロ・ブレンド100袋 |AGF
AGF ブレンディ レギュラーコーヒー ドリップパック キリマンジャロブレンド 100袋 | |
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モカ、マイルドの定番の4ブレンドとそのほかのアンティグレア、マンデリンブレンドのアソートです。
深い香りが特徴のブレンドなので、静かな山頂でゆっくり楽しめます。
出典:モンカフェのライン アップ | モンカフェ | 片岡物産
モンカフェ バラエティセブン 45杯分 | |
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本格的に楽しむならハンドドリップ
インスタントの手軽さも捨てがたいですが、やはりミルで挽いたコーヒーは格別です。山頂で山の音とミルの音を聞いていると帰りたくなくなります。
「ドリッパーやコーヒーミルなどの器具がが荷物になりそう」そんな人でも道具をしっかり選べば心配ありません。
下山してから、ゆっくりミル挽きコーヒーを淹れて1日に想いを馳せるのも登山の楽しみです。ゆっくりコーヒーを楽しみましょう。
コーヒーミル
登山で使うミルの条件は軽さです。クラシックな木製のミルを持ち込むわけにはいきません。1~2杯淹れることができれば十分です。
また手挽きだと壊れにくく、安心感もあります。下記ではおすすめのコーヒーミルを紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
登山で手挽きミルといえばこの商品が候補にあがります。ステンレス製のケースで強度も十分。登山で重要になる丈夫さを満たしています。
セラミックの刃でゆっくり挽くことで香りを引き出します。
出典:ポーレックス コーヒーミル | JAPAN PORLEX ジャパンポーレックス
ポーレックス コーヒーミル セラミック ミニ | |
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こちらは本体がプラスチック製のミルです。
私は登山にも日常使いにも使用しています。登山に持ち込むようになって3年くらいになりますが強度に不安を感じたことはありません。
プラスチックなので挽いた豆の状態がふたを外さなくても見えるので、挽き加減の調整にとても便利です。また寒い時期の登山ではステンレスに比べ手が冷たくなりにくいというメリットがあります。
出典:コーヒーミル・セラミックスリム|コーヒー関連|耐熱ガラスのHARIO(ハリオ)
HARIO(ハリオ) コーヒーミル 透明ブラック 手挽き セラミック スリム MSS-1TB | |
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ペーパーフィルター
ペーパーフィルターは軽くかさばらないので、とくに登山用というものはありません。
円錐型の方が互換性が高いようなので、登山のときに数枚持ち込むとほかの忘れてきた登山者にシェアでき、交流のきっかけになります。
日常使いでも定番のペーパーフィルターです。
アウトドアメーカーから発売されているドリッパーもこのフィルターの使用を前提としたものが多いです。
これから登山やキャンプでコーヒーを楽しみたい人はこのフィルターを買っておくと幅広く使えます。
出典:V60用ペーパーフィルター|コーヒー関連|耐熱ガラスのHARIO(ハリオ)
HARIO V60ペーパーフィルター01 W ホワイト 1~2杯用 | |
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ハリオのフィルターよりも二回り小さいサイズ感です。それだけに荷物の重さにシビアになる登山では有利に働きます。
ドリッパーの項目で記しますが淹れ方が簡単なのもコーヒー、登山初心者にはうれしいです。
出典:アロマジックナチュラルホワイト|Melitta Japan (メリタジャパン)
メリタ Melittaフィルターペーパー 「アロマジック」(1~2杯用/40枚入) | |
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ドリッパー
コーヒーにこだわり始めるとドリッパーにもこだわりたくなります。
しかし登山では軽く、小さく、簡単にという条件が加わります。この条件も踏まえた登山で使えるドリッパーをご紹介します。
ペーパーフィルターの項目で紹介したメリタのフィルターを使用します。
このドリッパーの最大の特徴は簡単さ。挽いた豆を入れたらお湯を注ぐだけです。さらに抽出穴が底より少し上にあるので、お湯が落ちきるまで待ってもエグミがでません。
この手軽さは登山で疲れた体にはとても嬉しいです。ぼんやりした朝にもおすすめできます。
出典:クリアフィルター|Melitta Japan (メリタジャパン)
メリタ Melitta コーヒー ドリッパー 1~2杯用 クリアフィルター 1×1 メジャースプーン付き プラスチック製 CF-T 1×1 | |
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下記はハリオのフィルターを使います。最大の特徴はバネのように伸び縮みしてペタンコになること。ペタンコになることでリュックに入れやすく荷物を少なくすることが可能です。
隙間が大きいので軽さはもとより、空気の抜けがよくすっきりしたコーヒーを淹れられます。
出典:コーヒーバネットcute | ユニフレーム アウトドア用品総合メーカー
ユニフレーム UNIFLAME コーヒーバネット cute(キュート) 664025 | |
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登山をはじめアウトドアでの使用に特化したドリッパーです。
これ単体では使用できず、サーバーやカップに乗せるには底に枝や箸を差して使う必要があります。そのため重さは4gと軽量になっています。
あまりにも軽いので風で飛ばされることもありますが、ネタとして登山に持って行くのも楽しいですよ。
出典:モンベル | オンラインショップ | O.D.コンパクトドリッパー2 (2~4杯用)
モンベル(mont‐bell) O.D.コンパクトドリッパー2 1124510 | |
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コーヒー豆を入れる容器
コーヒー豆を保存するときに家では、キャニスターやジップ付きの袋などに入れることが多いと思います。しかし登山に豆を持って行く場合は迷ってしまうと思います。
そこで登山でも使いやすい容器を紹介します。
コーヒー豆に限らず登山の容器といえばナルゲンのボトルを使う人が多いです。それだけすぐれた機能性ということです。
ナルゲンボトルのコーヒー豆に特化したのがコーヒービーンズキャニスター。中身の量が分る目盛りとおしゃれなイラストが疲れた心と体をホッと一息つかせてくれます。
出典:コーヒービーンズキャニスター 150g(0.5L) – FOOD – nalgene ナルゲン | HIGHMOUNT ハイマウント
ナルゲン コーヒービーンズキャニスター 150g(0.5L)クリアWH 91284 | |
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下記は臭いの付きにくいポリエステル製。シンプルなデザインでコーヒー豆以外にも使いやすいです。口が広く、手を入れて豆を取り出しやすいので、不安定な山頂でも安心です。
外で蓋を落とさないように本体とふたがつながっているのもうれしいポイント。
出典:アルゴ コーヒービーンズボトル 120g/350ml – アウトドア・キャンプ用品 – キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) コーヒー 保存容器 キャニスター アルゴ コーヒービーンズボトル | |
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パーコレーターも手軽な方法の1つ
ドリッパーやフィルターなど、コーヒーを飲むとき以外に使わない道具を持って行くのはわずらわしいことがあります。
そんなときには、パーコレーターもおすすめです。
パーコレーターなら数人分のコーヒーを一度に淹れることができます。挽いた豆と水を入れて火にかけるだけで、簡単においしいドリップコーヒーが楽しめます。
西部開拓時代に普及した歴史のとおり、アウトドア感が満点です。
おすすめのパーコレーター
ワイルドで野趣あふれるパーコレーター。でもなじみがないのが正直なところ。
登山で使うのにピッタリのモデルを知って山コーヒーを満喫しましょう。
少人数で簡単にコーヒーを淹れるのにちょうどいいサイズ感、天然木の取っ手が質感高い。本体もステンレス製で登山中に壊れる心配が少ないです。
熱々のコーヒーを楽しむのにピッタリです。
出典:18-8ステンレス製 パーコレーター3カップ – アウトドア・キャンプ用品 – キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) コーヒー ポット パーコレーター 18-8ステンレス製 M-1224/M-1225/UW-3531 | |
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12カップ取りなのでグループ登山向きです。このパーコレーターと水を一人で山頂まで背負うのは辛いので仲間と分担して運びましょう。
大量に淹れられるので山頂で出会った人にふるまうと交流のきっかけになり、楽しいひとときをすごせます。そんなつながりが私にはたくさんあります。
出典:コールマン12カップステンレスコーヒーパーコレーター | Amazon
コールマン12カップステンレスコーヒーパーコレーター | |
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新潟県燕三条で作られるスノーピークの商品は、初心者には手の出にくい価格設定ですが、職人の手の行き届いた確かな商品です。安心感を買うという意味で決して高い買い物ではありません。
まっすぐ立ち上がった本体はいかにもアウトドアという感じの無骨さがあります。それは無骨さと同時にメンテナンスのしやすさも兼ねています。これも価格に見合った機能性の一つです。
出典:アウトドア用品の通販|スノーピーク(Snow Peak)
スノーピーク(snow peak) ステンレス パーコレーター6カップ PR-006 | |
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山でコーヒーを飲むために必要な道具
たくさんの飲み方を紹介しましたが、登山やハイキングでコーヒーを楽しむときにあると便利な道具、必要になる道具があります。
登山ではお湯を水筒に淹れて持って行けば簡単に飲めますし、登山でコーヒーを落とすならバーナーが必要になります。
また低山ハイキングでコーヒーを飲むなら、モンベルの道具を使ってセットすれば、より荷物を少なくできます。
コーヒーカップ
登山で使用するコーヒーカップに求められる性能は保温性です。家で飲むのと違いあっという間に冷めてしまうからです。
真空素材と、冷めにくいチタンマグをご紹介します。実容量約260mlなのでいつもの一杯より多めに飲めます。
ふた付きなので外でもほこりが入りにくいので、ゆっくり楽しめる。
出典:リーブル フタ付タンブラー240ml(クリアピンク) -キャプテンスタッグ公式オンラインストア
キャプテンスタッグ コップ マグカップ フタ付 リーブル | |
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チタンは熱伝導率が低い(熱が伝わりにくい)ので飲み口が熱くなりにくいのが特徴です。また金属臭さもなく、苦手な人も使いやすい。
アルミニウムより軽く、ステンレスより丈夫なチタンは登山にピッタリな素材です。
出典:Ti 220 FH Demitasse|エバニュー公式オンラインショップ
エバニュー Ti 300 FH Mug シルバー 69×80mm | |
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ステンレスの二重構造の壁でコーヒーが冷めにくい。寒い季節の登山に嬉しい機能です。スノーピークの代表的な商品で、はじめてのスノーピーク商品がこれという人も多い。
登山好きな人へのプレゼントに最適です。
出典:ステンレス真空マグ 300|スノーピーク(Snow Peak)
スノーピーク(snow peak) ステンレス真空マグ | |
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バーナー
山でお湯を沸かすならどうしてもバーナーが必要になります。
「荷物になる」と心配されるかもしれませんが、最近のソロキャンプブームで1人用のバーナーが数多く販売されています。下記ではおすすめの商品を燃料の種類別に紹介します。
ウィンドマスターの名のとおり風よけを兼ねたすり鉢型の火口で、風の強い山頂でも早くお湯が沸きます。
別に風よけを持たなくていいのは荷物を少なくしたい登山ではうれしいポイント。
カセットガスではなくアウトドア用のガスを使います。バーナーのメーカーとガスのメーカーは同じメーカーにする必要があります。
出典:マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310 | SOTO OutDoor Gear
ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310 キャンプストーブ | |
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ウィンドマスターに使うガスです。違うメーカーを使うと爆発の危険があるのでバーナーとガスのメーカーは揃えて使います。
出典:パワーガス250トリプルミックス SOD-725T | SOTO OutDoor Gear
ソト(SOTO) パワーガス トリプルミックス | |
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こちらは家庭用カセットガスを使います。もしガスを忘れてもコンビニで買って行くこともできます。セット内容のアシストセットとは主に点火装置の操作性を向上させるものです。
純正のままでは点火装置がバーナー下部にあり点火しにくいですが、アシストセットを追加することで点火がしやすくなります。
アシストセットのない商品も販売されていますが、初心者はこちらの購入をおすすめします。
出典:レギュレーターストーブ専用 アシストセット ST-3104CS | SOTO OutDoor Gear
ソト(SOTO) レギュレーターストーブST-310+専用アシストセットST-3104CS | |
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レギュラーガソリン、灯油も使えるバーナーです。登山口までのガソリンスタンドで燃料が手に入るので便利です。
液体燃料を使うバーナーはプレヒートと呼ばれる余熱作業が必要ですが、慣れると儀式のようで楽しめます。また寒さに強く真冬の登山でも高火力を得ることができます。
MSR アウトドア シングルバーナー・ストーブ ウィスパーライト インターナショナル 灯油/ガソリン用 | |
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MSRのガソリンバーナーに共通の燃料容器です。
このボトルに燃料をつぎ足しながら使います。ただし違う燃料を入れる場合は使い切ってからつぎ足します。(ガソリンを入れたら使い切ってから灯油を入れます)
容器を繰り返し使うので環境保護にも貢献できます。
エムエスアール(MSR) バーナー・ストーブ用 燃料ボトル チャイルドロック機能キャップ付き | |
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ミルクパン・ケトル
お湯を沸かすのに必要になるのがケトル。登山ではカップ麺も食べるのでコーヒーケトルというわけにもいきません。
そこで登山にもコーヒーにも使えるケトルを紹介します。使い道の広いミルクパンと、ケトルを変身させるアイデアグッズもあわせて紹介していきます。
広い開口部と1lの容量、軽量なアルミニウム製で使い勝手のいいケトルです。細く注げるのでゆっくりドリップするのに適しています。
出典:ハルライトティーケトル 1QT|GSI OUTDOORS(ジーエスアイ)公式サイト
GSI エクストリーム ティーケトル 11871902000000 15.3φ×8.5cm | |
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ケトルの注ぎ口に装着して使います。これを使うことでコーヒーケトルではなくても細くゆっくり注げるので、普通のケトルでも安定した味のコーヒーを淹れられます。
小さいものなので無くさないように注意しましょう。
出典:ベジクラ 変身ドリップケトル C-9128|パール金属株式会社
パール金属 ベジクラ 変身ドリップケトル C-9128 C9128 | |
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名前はラーメンクッカーですが、この商品にはコーヒーを淹れるのに都合のいい秘密があるのです。それは持ち手が角に付いていること。
この手の商品は直線部に取っ手が付いていることが多いですが、角に取っ手があることでお湯を注ぐのも角からになり、こぼしにくくなっています。
お湯だけでなくミルクを温めてもおいしく飲めます。
出典:ステンレス角型ラーメンクッカー1.3L -キャプテンスタッグ公式オンラインストア
(キャプテンスタッグ) CAPTAIN STAG ステンレス角型ラーメンクッカー1.3L | |
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水筒
近くの低山でハイキングならバーナーを持たずに水筒にお湯を持って行くのもよい選択です。
アウトドアブランドの水筒なら保温性もバッチリなので気軽に熱々のコーヒーが飲めます。
真空マグの老舗スタンレーの商品。真空部が他社よりも広いので、より保温効果が高くなっています。
取っ手付きで足場の悪い山でも落下の危険性が低いです。
STANLEY(スタンレー) マスター真空ワンハンドマグ 0.47L | |
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キャンプで使うクーラーボックスで定評のあるYETIの水筒です。ワンタッチ機構がないので壊れる箇所が少なく、危険の伴う登山でも安心して持って行けます。丈夫なステンレス製。
出典:YETI|YETI イエティ – 株式会社エイアンドエフ
YETI ランブラー 12オンスボトル、ステンレススチール、真空保温、ホットショットキャップ付き | |
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登山と言えば山専ボトルと言われるほど、登山愛好家では定番の水筒です。
定番と言われるのはその性能から。77℃以上を6時間キープするので、家で入れたお湯が山頂でも熱いままです。これなら山頂でお湯を沸かすこともありませんね。
ほかにもつかみやすい形状のふたやボディ、注ぎやすいスクリューせんなど登山で使いたくなる 機能が満載です。
出典:ステンレスボトル/FFX-501 | コップタイプ(保温・保冷)| サーモス 魔法びんのパイオニア
THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル500ml FFX-501 (サンドベージュ(SDBE)) | |
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登山でのコーヒー道具選びポイントとは?
登山で本格的なコーヒーを楽しむにはミルをはじめ、いくつかの道具を持ち込む必要があります。
しかし登山で使う道具には、普段使っている道具とは若干求められる要素が違ってきます。
もちろん普段使いの 道具でも構いませんが、使える道具と使えない道具があることを知っておきましょう。
登山もコーヒーも、こだわりの道具で楽しむと得られる喜びは倍増します。ポイントを抑えた道具選びで山コーヒーを楽しんでください。
ポイント1.重さ
登山においてコーヒー器具の軽さは重要です。荷物が軽ければコーヒーを楽しむ余裕ができるだけでなく、安全な登山にもつながります。
登山に使うなら1杯取りのミルで220gほど、ドリッパーで60gほどが基準です。山頂では風が強いこともあるので、あまりに軽すぎると飛ばされることがあるので、注意しましょう。
ポイント2.サイズ
登山はザックにすべての荷物を入れて行くので持てる荷物の量は限られます。そのためサイズも小さいに越したことはありません。
登山に適した一杯取りのミルで直径50㎜ほど、高さは140㎜前後になります。かさばりがちなドリッパーは、組み立て式や折り畳み式など収納しやすいものを選びましょう。
ポイント3.耐久性
コーヒー道具に限らず登山道具で重要な性能が耐久性です。登山中の道具のトラブルは命にかかわります。
コーヒー道具が壊れても命にはかかわりませんが、せっかく楽しみにしていたコーヒーを飲めないのはショックですよね。
ミルはステンレス製が多く使われます。耐久性だけでなく、衛生面でも優れているからです。しかし寒い時期には冷えて触れなくなってしまうので、プラスチック製もおすすめです。私はプラスチック製を使っています。
ポイント4.お手入れのしやすさ
パーコレーターは雰囲気がありますが片付けやお手入れが若干面倒になります。
その点、ペーパードリップならお湯が切れるのを待って、ごみ袋に入れて持ち帰るだけなのでおすすめです。
初心者も登山をしてコーヒーを楽しもう!
登山でのコーヒーを楽しむのに必要な知識と道具は以上になります。あなたの経験やスタイルに合った道具があれば幸いです。
普段飲んでいるコーヒーも山頂でのんびり飲むとまた一段とおいしく感じます。しかしこればっかりは行ってみないと分かりません。ぜひ挑戦してみてください
また帰ってから一日の登山を思い出しながら飲むコーヒーも格別です。そのときはあえて登山用の道具で淹れることをおすすめします。
登山で淹れるコーヒーも家で淹れるコーヒーと変わらない味を追求したい人はこちらの記事を参考にしてください
妻の「おいしいね」が聞きたくて。きっかけは結婚式の引き出物。そこで頂いたドリップバッグの香りに魅せられてコーヒーの道へ。お小遣いの範囲で楽しめるのがコーヒー、少しずつ道具を揃えて毎朝妻と私の分をドリップしています。寝ぼけ眼で「いい匂い、今日もおいしいね」コーヒーの香りと一緒に幸せが広がります。妻のおいしいねが聞きたくて、今日も豆を挽いています。