【コーヒー好き必見!】自家焙煎でどれくらい安くなるのか計算してみた!【実体験】
家でコーヒーを飲む方
「最近、自家焙煎しとる人って多いらしいな。お店で買うより自分で焙煎した方が安くなるらしいんやけど、焙煎って面倒臭そうやし……。実際どれくらい安くなるん?」
こういった疑問に答えます。
☑︎本記事の内容
1. お店で豆を買う場合の出費はいくら?
2. 自家焙煎をする場合の出費は?【比較】
3. 自家焙煎を始めるための道具とおすすめの生豆!
出張カフェをしているこんろです。出張カフェで使う豆だけでなく普段飲む豆も自分で焙煎しております。ということで、今回は自家焙煎でコーヒーはどれだけ安くなるのかについてお話ししていきますね。
目次
1. お店で豆を買う場合の出費はいくら?
コーヒー好きの皆さん、自分がどれくらいのお金をコーヒーに使っているか、考えたことはありますか?
実は結構な出費になっているかもしれません……。
1.1 1日1杯コンビニコーヒーを飲む場合。
豆を買ってきて、お家でコーヒーを淹れて飲む場合、かなりの出費があるといっても、はっきりいって安いものです。
それを計算する前に、比較対象としてコンビニコーヒーを飲む場合を考えてみましょう。
1日1杯のコーヒーをコンビニで買って飲むと、1ヶ月でいくらになるでしょうか?
ざっくり1杯100円として計算すると、単純計算100×30=3000円ですね。
これを安いと捉えるか高いと捉えるかですが、1日1杯とはいかない方もいるでしょう。
毎食後に飲むと仮定すると、3倍の9000円なので、ほぼほぼ諭吉さん1人分です。
こうなると、軽い出費とはいえないですね。
1.2 お家でコーヒーを淹れて飲む場合。
では、先ほどの話を踏まえて、お家でコーヒーを淹れる場合を考えてみましょう。
豆をお店で買うと、相場はだいたい200gで1000円といったところですかね。
もちろん、質の良い豆になれば100gで2000円というお店もざらにあります。
とりあえず、200g/1000円で1日1杯飲むと仮定してみます。
コーヒー1杯に使う豆の量は約10gなので、30日で300g必要な計算になります。
300/200×1000=1500円で、1ヶ月で1500円かかることがわかります。
コンビニコーヒーの半分の値段ということになりましたね。
もちろん、一回のドリップで1杯分を抽出することは少ないかと思うので、これの2〜3倍の出費と考えられるでしょう。
2. 自家焙煎をする場合の出費は?【比較】
「自家焙煎するとコーヒーが安くなるよ!」
とよく言いますが、実際にどれくらい安くなるのでしょうか?
2.1 単純に買った生豆の量では計算できない!?
生豆はだいたい安いものやと、相場は1kg/1000円くらいです。
「え?めちゃくちゃ安いやん!」
と思われた方、確かに安いです。
安いんですが、単純にこのまま計算できるわけではないんですね。
ということで、実際に生豆から焙煎した様子をご覧ください⬇︎
100gの生豆を用意して、焙煎していきます。
焙煎前には、美味しくない豆や形の悪い豆を選別するハンドピックを行います。
ハンドピックで良くない豆を取り除いた結果、90gになりました。
これは、品種や農家にもよりますが、生豆にはだいたい10%〜20%の欠点豆(良くない豆)が含まれています。
そして、この豆を焙煎すると……。
72gになってしまいました。
この結果から、私たちが飲む豆というのは、生豆の約70%の重さということがわかりますね。
2.2 自家焙煎する場合の出費はいくら?【比較】
では、自家焙煎する場合の出費を計算してみましょう。
1kg/1000円なのですが、実際は70%になるということを踏まえると、700g/1000円として計算できますね。
1000/70(←10g=1杯あたりの値段)×30(1ヶ月分)=約430円(1ヶ月の出費)
これが、自家焙煎する場合の出費です。
☑︎出費の比較
・コンビニコーヒーの場合 3000円
・豆で買う場合 1500円
・自家焙煎する場合 430円
このような結果となりました。
出費額の差でいうと、圧倒的ですね。
3. 自家焙煎を始めるための道具とおすすめの生豆!
自家焙煎は1ヶ月の出費が抑えられるだけではありません!
意外と初期費用もかからないんです。
3.1 自家焙煎は1000円で始められる!
「自家焙煎を始めるのはお金がかかりそう……」
というイメージがあるかもしれませんが、実は1000円で始められてしまうんです!
その1000円の内訳というのがこちら⬇︎
・手網焙煎機 540円
・コーヒー生豆 353円
合計:893円
という感じですね。
あとは、家庭にガスコンロがあれば、それで始められてしまいます。
手網焙煎機に限っては500円なので、1ヶ月分の生豆を買っても1000円に収まります。
コーヒー豆を買って家で淹れていた方は、1ヶ月で回収できてしまいますね。
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3.2 おすすめの生豆【水出しコーヒーにぴったり】
私のイチオシはブラジルモンテアレグレという豆ですね。
ブラジルはバランスの良さが特徴で、クセのない味わいです。
加えて、モンテアレグレ農園で採れた豆は、豊かな甘みが特徴の高グレード豆です。
しかも、豆の粒が揃っていて、含水量も少なく煎りやすいんですよね。
ブラジルは初心者でも失敗しにくい豆といえます。
ちなみに私は出張カフェでよくこの豆を使いますが、水出しコーヒーとして活躍しています!
まるで洋酒のようなコクと滑らかな舌触りが喉の渇きに心地よいです。
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まとめ:自家焙煎で新たなコーヒーライフを!
記事のポイントをまとめます。
1. お店で豆を買う場合の出費はいくら?
2. 自家焙煎をする場合の出費は?【比較】
3. 自家焙煎を始めるための道具とおすすめの生豆!
こんな感じです。
自家焙煎を始めると、出費が抑えられるだけでなく、コーヒーの新たな扉が開けます。
こうやってコーヒー豆はできているんや〜とか、こうすると美味しいコーヒーが淹れられるんか!といった新たな気付きがありますよ!
焙煎の仕方やコツに関しては関連記事⬇︎でも紹介しています。
コーヒー屋・フリーランスWebマーケター|ミニマリスト|心の病気・通勤中に倒れる ▶︎ 教師辞める ▶︎ 全国を回る出張バリスタ・Webライター ▶︎ 実店舗オープン・Webマーケター|店番しながら仕事したり、コーヒー飲みながら仕事したり。