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高野さん

【みんなで作る、珈琲屋vol.8】「フェアトレードでウガンダのコーヒー農家を助けたい」ジェバレコーヒーさん

高野さん 「ジェバレコーヒーさん」

まず、自己紹介をお願いします
ジェバレコーヒー代表の高野と申します。

私たちは適正価格で商品を輸入する「フェアトレード」を通じてウガンダのコーヒー農家を支援する活動をしています。

あわせていろいろとコーヒーを加工したり、神戸や京都などのポップアップストアでコーヒーを作ったりしています。
いろいろな加工方法で提供しているとは、どのような加工でしょうか?
最近ですが、ドリップバックの販売を開始しました。

お客さまの声で「ハンドドリップの器具がない」というのがあって販売にいたりました。
ジェバレコーヒーを設立したきっかけを教えてください。
大学での友人との出会いがきっかけです。

僕は経営学部で学んでいて、事業作りに興味がありました。

もう一人のメンバーがウガンダで農業のインターンを経験していて、その経験からウガンダの人になにかできないかと考えていました。

その二人が出会って事業としてスタートしたのがきっかけです。
具体的な活動内容を教えてください。
一番大きかったのは神戸の北野異人館に出店したことです。

北野異人館では4日間コーヒー豆の販売と、ホットコーヒーを淹れさせていただきました。

そのほか、商業施設でコーヒー豆の販売やドリンクの販売をしています。
ウガンダの現状を教えてください。
ウガンダは「コーヒー省」が作られるほどコーヒー産業が中心の国です。

その主産業のコーヒー農家でさえ、子供を学校に行かせられない現状があります。

対価の少なさが原因としてあげられます。

そういった現状の農家さんを、フェアトレードを通じて支援できるのです。
今後目指す方向を教えてください。
僕たちメンバー全員が大学生で、この先どのような働き方をするのか見えていません。

そのなかで、この事業をやり切りたい気持ちがあります。

事業をするうえで数字の目標もあるのですが、それ以上にウガンダの人を助けたい気持ちがあります。

日本人として発展途上国の人たちを支援する方法を模索していて、そういった精神をもっと知ってほしいです。

またお客さまには、ウガンダのコーヒーを飲んでいただくことで、支援になる、というサイクルを作っていきたいです。

適正な労働対価を得られず、子供を学校に行かせられないコーヒー農家さんの現状があります。

僕たちは、そういった人たちをフェアトレードを通じて救う活動をしています。

どうか僕たちの活動をご理解いただき、すこしでもウガンダのコーヒー農家さんの支援にご協力いただければ幸いです。