ロースター
高野さん
高野さん 「ジェバレコーヒーさん」
- まず、自己紹介をお願いします
- ジェバレコーヒー代表の高野と申します。
私たちは適正価格で商品を輸入する「フェアトレード」を通じてウガンダのコーヒー農家を支援する活動をしています。
あわせていろいろとコーヒーを加工したり、神戸や京都などのポップアップストアでコーヒーを作ったりしています。 - いろいろな加工方法で提供しているとは、どのような加工でしょうか?
- 最近ですが、ドリップバックの販売を開始しました。
お客さまの声で「ハンドドリップの器具がない」というのがあって販売にいたりました。 - ジェバレコーヒーを設立したきっかけを教えてください。
- 大学での友人との出会いがきっかけです。
僕は経営学部で学んでいて、事業作りに興味がありました。
もう一人のメンバーがウガンダで農業のインターンを経験していて、その経験からウガンダの人になにかできないかと考えていました。
その二人が出会って事業としてスタートしたのがきっかけです。 - 具体的な活動内容を教えてください。
- 一番大きかったのは神戸の北野異人館に出店したことです。
北野異人館では4日間コーヒー豆の販売と、ホットコーヒーを淹れさせていただきました。
そのほか、商業施設でコーヒー豆の販売やドリンクの販売をしています。 - ウガンダの現状を教えてください。
- ウガンダは「コーヒー省」が作られるほどコーヒー産業が中心の国です。
その主産業のコーヒー農家でさえ、子供を学校に行かせられない現状があります。
対価の少なさが原因としてあげられます。
そういった現状の農家さんを、フェアトレードを通じて支援できるのです。 - 今後目指す方向を教えてください。
- 僕たちメンバー全員が大学生で、この先どのような働き方をするのか見えていません。
そのなかで、この事業をやり切りたい気持ちがあります。
事業をするうえで数字の目標もあるのですが、それ以上にウガンダの人を助けたい気持ちがあります。
日本人として発展途上国の人たちを支援する方法を模索していて、そういった精神をもっと知ってほしいです。
またお客さまには、ウガンダのコーヒーを飲んでいただくことで、支援になる、というサイクルを作っていきたいです。
適正な労働対価を得られず、子供を学校に行かせられないコーヒー農家さんの現状があります。
僕たちは、そういった人たちをフェアトレードを通じて救う活動をしています。
どうか僕たちの活動をご理解いただき、すこしでもウガンダのコーヒー農家さんの支援にご協力いただければ幸いです。